パリ出張
ナント美術館広報課でのスタージュ、
おかげさまで バリバリ働かせてもらっております。(契約は年末まで)
今月は、2つのエクスポジションの準備に大忙し。
そのひとつ、De leur temps(4)
フランスの現代アート・コレクター協会と組んで行う このエクスポジション、
場所はHAB Galerie
1500㎡の広い会場に 最新鋭の現代アートがずらり149点展示されます。
準備風景を激写。
この腕が良いと思いませんか?←趣味丸出し。
エクスポジションの開催に先立ち、マスコミ向けのプレゼンに
各社のジャーナリストさんたちをお招きします。
いわゆるプレス・リリースってやつです。
パリから15名ほどのジャーナリストさんたちがやってくる。
じゃ、私はまた前のときみたいにナントの駅でお待ちして 会場までご案内するのかなぁと思ってたら。
上司のヴェロニクは首を横に振った。。。
「あなたには、パリまで行ってもらうわ」
ええええ???
「パリのモンパルナス駅でジャーナリストと待ち合わせして、 ちゃんとナントに連れてくるために、 誰かがパリに行かなくては」
それは誰か。
ダリアが行かなくて、誰が行く・・・?!
って、そのミッション、ほんとに必要なんすか?
だって、ジャーナリストって大人だし。フランス人だし。
自分で電車くらい乗れるでしょうに・・・
上司のヴェロニクは、また首を横に振った。。。
「うちの者が迎えに行きます、っていうのが大切なのよ」
おおおお、なんか妙に日本的なおもてなしの心だ・・・
明日、パリへ行きます。
パリに前泊して、金曜の朝にモンパルナス駅。
仕事でパリ。パリ出張。 そんなキラキラした響きに浮かれたダリアは、
「交通費タダでパリに行けるなんて、らっきー」と 最初は喜んでいた。
宿泊代が出ないことになんの疑問も持っていなかった。
パリ在住の友人Sayaに「お願い、泊めて~」と言う段になって、
「よく考えたら酷い話だな・・・仕事で行くのによぅ」って 気付いてしまった。
しかし行かねばならぬ。私が行かなくて誰が行く・・・
ま、おかげで半日はパリで自由なので、 オルセーのエクスポジション見てユニクロで買い物して そしてSayaにも久しぶりに会えるし(嬉)、楽しんできます。
いやー、フランス社会をちょっと知った気分になってましたが、 まだまだ謎が多いです。。。