Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

ネゴシエーション

ネゴシエーション、ビジネス交渉術の授業。

先生は一見ショボイ、小柄なおじさんなのですが、
アジアでの大規模な展示会など、
国際的な仕事を数々手がけてきた歴戦の猛者。

経験に裏打ちされた講義内容は、
要点をしっかり抑えつつ、学生を飽きさせない。


『 一本の木を切るのに6時間与えられたとしたら、

私は斧の準備に4時間費やすであろう
』byアブラハム・リンカーン

例えばこんな格言から、準備が大切だよってことで
お客さんのデータ管理やセグメントの話になったりする。

ビジネスマナーの説明に、外国人留学生が使われたり(笑。

先生は、日本人ともビジネスの経験がおありで、

「じゃ、今から文化の違いを試してみよう」

って最前列に座ってた私にいきなり名刺をさし出した。

瞬間、ダリアは 条件反射的に 立ち上がり、

両手で受け取っておりました。

我ながら、日本人だなーって実感しました(笑

日本だと、会ったら即、名刺交換。
お互い起立して、両手でお渡しするのが常識ですが、
おフランスは最初の挨拶は握手のみ。
最後になって、「じゃあ連絡先はこちらによろしく」
ってタイミングで、名刺を渡します。
もちろん着席のまま、片手です。

中間考査は、ビジネス交渉のシミュレーション。

できるだけリアルにしなさい、という指示のもと、

普段は着ない黒ボトム+ジャケットで

名刺やパンフなどもそれなりに用意します。

ダリアももちろんやりました。

シルヴィとアマンディンの3人でグループ発表。

普段の語学力がアレだから、

みんな私が棒読みでがちがちになるんじゃないか、

つーか大丈夫?って心配してくれましたが、

まぁ、わたし、生まれつき女優ですから (?)

かなりオーバーアクション気味に小芝居かましたら

とてもナチュラルで良かったと思う!」って

みんなから褒められました。   

そうか、日本的に大げさなのが、こちらでは自然なのか。。。

フランス人の前でしゃべる度胸もついたし、
いろんな意味で勉強になりました。

おかげさまで、13点をマーク。

結果が良かったからってわけでなく、
ネゴの時間は大好きでした。

なんだか楽しい講義から終わっていくなぁ~

後に残るのは、地獄のファイナンス
先生が早口すぎてフランス人もノート取れない海洋遺産、
つまんなすぎて誰もノートを取らない施設運営法・・・。

今から試験が怖いです。


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