Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

ミュゼ・クリスチャン・ディオール

DSCF1325.JPGミュゼ・クリスチャン・ディオール
Musée Christian Dior

 

 

 

世界的デザイナー、クリスチャン・ディオールが幼少期を過ごした
ベル・エポック調の館。

乙女ならば誰しも
「かわいい~」とため息出ること間違いなし。

館内は写真撮影禁止のため、外観だけ~

展示は、ディオールさん家の系図のような歴史的なものから
「誰が着んねん?」とツッコミたくなるような
エレガント極まりないオートクチュールまで。

入場料6ユーロ。
私たちは、団体割引で3ユーロでした。

建物自体は小さいけれど、1階から3階まで見学して
お庭を散歩したら、滞在時間は2時間くらい。

DSCF1324.JPG
庭には「香りの展示」が。

ディオールの香水の香りを
かぐことができます。



DSCF1326.JPGDSCF1321.JPG






このかわいらしい館と庭、高台から見下ろす海。


ミュージアムショップのショーケースに並ぶ
ディオールの香水や装飾品。

受付のお姉さんは「博物館の学芸員」風でなく、
ディオールの店員さん」風。

完璧に演出された世界、
ソフィスティケイトされていて、かつ商業的(笑。

この施設、ただ単に歴史的に大切なものを保存するだけでなく、
地域経済に貢献し、ブランドの価値を高める、
ディオールのプロモーションの一環でもあるわけです。

ディオールの社員は、研修旅行でここを訪れる。

たしかにここに来たら、
ディオールの歴史と世界観がトータルで見れるから、
社員のブランドに対する意識を高める効果は抜群。

・・・よく考えられてるよなぁ。。。
やっぱり世界の一流ブランドってハンパじゃない。。。

箱ものを作るだけで満足してしまう文化事業とは
一線を画してます。

よい勉強になりました。って真面目なオチだなぁ、今回。