ミュゼ・クリスチャン・ディオール
ミュゼ・クリスチャン・ディオール
Musée Christian Dior
世界的デザイナー、クリスチャン・ディオールが幼少期を過ごした
ベル・エポック調の館。
乙女ならば誰しも
「かわいい~」とため息出ること間違いなし。
館内は写真撮影禁止のため、外観だけ~
展示は、ディオールさん家の系図のような歴史的なものから
「誰が着んねん?」とツッコミたくなるような
エレガント極まりないオートクチュールまで。
入場料6ユーロ。
私たちは、団体割引で3ユーロでした。
建物自体は小さいけれど、1階から3階まで見学して
お庭を散歩したら、滞在時間は2時間くらい。
庭には「香りの展示」が。
ディオールの香水の香りを
かぐことができます。
このかわいらしい館と庭、高台から見下ろす海。
ミュージアムショップのショーケースに並ぶ
ディオールの香水や装飾品。
受付のお姉さんは「博物館の学芸員」風でなく、
「ディオールの店員さん」風。
完璧に演出された世界、
ソフィスティケイトされていて、かつ商業的(笑。
この施設、ただ単に歴史的に大切なものを保存するだけでなく、
地域経済に貢献し、ブランドの価値を高める、
ディオールのプロモーションの一環でもあるわけです。
ディオールの社員は、研修旅行でここを訪れる。
たしかにここに来たら、
ディオールの歴史と世界観がトータルで見れるから、
社員のブランドに対する意識を高める効果は抜群。
・・・よく考えられてるよなぁ。。。
やっぱり世界の一流ブランドってハンパじゃない。。。
箱ものを作るだけで満足してしまう文化事業とは
一線を画してます。
よい勉強になりました。って真面目なオチだなぁ、今回。