Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

ジャポン・イベントを主催した。


研修先の美術館で、イベントを主催しました。


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タイトルは、Autour du Japon

いけばなと茶道のデモンストレーションをしてお茶を振舞う、

全て私一人にかかっている危険な企画。

無事に終わった今だからぶっちゃけれる裏話をお送りします。

最初に、マダムMから

「日本の文化を紹介してみたら?」と提案されたときは、

いい記念になるかなーと軽い気持ちでOKしたのですが、

これが大きな間違いでした(苦笑

マダム、一研修生である私に、仕事、丸投げ。

そもそも、この人、まったく日本文化に興味が無い。

口を挟んでくるくせに、私が説明し始めると

「私は他に仕事があるのよ!私の頭はひとつしかないのよ!

と、逆ギレ。

告知に、『定員20名』 と明記してほしいとお願いしたら、

「たったの20人じゃ、美術館になんのメリットも無い。

むしろ私の仕事が増えるだけ。

これじゃ、あなたのためにやってあげるようなものよ」

だの、挙句の果てには、

「お客さんっていっても、どうせ私の知り合いだけだろうし、

そんな心配しなくたって10人以下しか来ないわよ」

などの暴言を連発

予算が無いから入場料で花やら材料代をまかなうこと、

私には謝礼は一切出ないことなどを再三、念を押され、

不快極まりなかったです。

で、結果

入場料12ユーロ(美術館の会員は10ユーロ)にもかかわらず

定員を超えるご予約をいただきました。

ちなみにマダムMは、

美術館のアソシエーションとも関係が悪化しているらしく、

私が謝礼なしでイベント主催まで任されていることに対して

アソシエーションがマダムをここぞとばかりに攻撃

材料費を除く収益は謝礼としていただけることになりました。


やられまくりの悲惨な研修だったけど、

最後に、いろんな意味で良い思い出ができました。

次回は、怒涛の当日、準備編をお送りします。