エル・カミーノ（巡礼路）に咲く花☆

カナダ人のフランシーヌ（女性・独身・５０歳）
カナダ人ご夫婦フィリップ＆ブロンディ（たぶん５０代半ば）
リヨンから来たフランス人ヴェロニック（女性・私と同い年の息子さんあり）

つまり、みんな私の親世代なわけで、
言葉もろくにしゃべれないのに一人で
巡礼に挑戦する私にみんなすーごい優しい。

優しくされると嬉しくなって、
単純な私はそれだけで元気が沸いてくる。

どんな険しい山道でもニコニコ笑顔。

途中の休憩。
みなさん白人だから、この日差しで顔真っ赤。

だれともなく私に
「どうしてそんなfraiche（＝フレッシュ・溌剌とした・さわやか）なの？」
と問いかける。

最初、fraicheの意味が分からず、？？？って感じでいたら、

「あなたはまるでカミーノの花ね」

「ほんとにfraicheだ、この（と、ミネラルウォーターのボトルを指差し）
　水と同じだ」

と、なにやらみんなして私のことを過剰に評価している！！

あわわわわ。
こんなに褒められる（？）のは人生初ですよ。
いや、そしてたぶん人生最後であろう（笑）。

とりあえず、今日から私は
カミーノの花と言われた女
なんで、どうぞよろしく。