Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

スペイン語学習


スペイン巡礼の旅に向け、スペイン語をちょこっと勉強してみようかと

コロンビア人の友人・ディアナに協力してもらうことに。

勉強って言っても、旅行ガイドの巻末にある『旅のスペイン語会話』を
ノートに丸写ししただけ。

そのノートを私が音読して、ディアナに
発音を直してもらったり、よりナチュラルな表現にしてもらったり。
旅行会話に載ってないけど必要な単語(ex.生理用ナプキン、など)を
教えてもらったり。

そこまでは良かったんだけど、旅行会話を一通りチェックした後、

「じゃあ実際に会話してみましょう」と、
彼女が言い出して。。。


ではホテルの受付の場面・・・

ダリア 「きょうのよる、へやはあいてますか??」

ディアナ「50ユーロの部屋と100ユーロの部屋があるけど
      どちらがいい?
      部屋を見てから決める?」


え??

当然、「はい、あります」 か 「いいえ、満室です」 しか
返事はないと思ってたんで、まさに虚を突かれました。

ゆっくり、もう一度言ってもらってやっと理解して、
「50ユーロ、ポルファボール(=プリーズ)」
と答えるのがやっと。

てゆーか、ふつう、分かんないから!!!

その後も、
「預かる荷物のなかに貴重品はありますか?こちらでは責任がもてません」

とか、たしかに実際使いそうなフレーズなんだけど
無理無理、分かんないでしょ!!って感じで会話は続く。

必死になって 「もう一回、ゆっくり言ってください」とねばるが
分からないものは分からない。

するとディアナは微笑んで、「分からなかったらこういえばいいのよ」と
ノートの中の例文、
『 私はスペイン語が話せません 』 を指差すのである。

それじゃ会話終わっちゃうし・・・!!


次は道を尋ねる場面。

ダリア 「 駅はどこですか ?」

ディアナ 「この通りをまっすぐに行って、2ブロック先を右折、
       橋を渡って川沿いを行くと小さな広場が・・・」


いや、だから、 分かんないっすから!!!
しかもあなた、ふつーにネイティブ・スピードでしゃべってるでしょ?!

一瞬にして、スペインで独りぼっちになったような臨場感。

そうだよなーー旅行会話を暗記しても、相手がスペイン語で答えてきて
聞き取れなかったら意味ないもんなーー
と、少し賢くなったのが今日の収穫(涙+遠い目)

あと、スペイン語とフランス語は同じラテン語族だから
数字の読み方とか、けっこう似てるので
なんとなく音で聴いて分かる部分がある。

旅の会話集からいきなり 応用会話 するのは
私の常識では 無理がありすぎるんだけど、

ディアナはこのスピードでフランス語を身につけちゃったんだろうな、と
想像できる。

共通のボキャブラリーが多いから、聞く・読むのは
日本人と比べれば100倍楽だろうと思う。くそぅ・・・。

スペイン語講座は来週もすることに。
けっこうディアナ、教えるの楽しくなったんかもな(笑)

ちなみにこの日は彼女の家でご飯をご馳走になってしまった。

コカコーラで炊いたごはんに、焼きバナナが乗ってた!!

さすが南米、日本の裏側!!文化が違いすぎ(笑)!!