2010年の特殊事情
フランスの大学の第一段階(Licence1,2年次)への登録は、
フランス大使館文化部が窓口になる、はず、でした。
しかし、今年から始まった夢の新システム、
キャンパスフランスのオンライン申請のせいで、
対応が二転三転。
これから、2010年特殊事情として、
その変則ぶりを斬らせてもらおうかと思います。
1月18日 文化部担当者からのメール
「今年からオンライン申請に切り替わるので、
書類とオンライン登録と両方してほしい」
「オンライン登録のプロフィールなどの入力事項は、
送っていただいた書類をもとにこちらで入力いたします」
1月末 書類の提出締切。
↓
2月2日「やっぱりプロフィール等はご自分で入力してください。
2月15日までにお願いします」
※2/25がTCFの試験なんですけど―。
試験勉強に集中させてほしいなー
↓
2月3日
キャンパスフランスから文化部担当者に宛てたメールが
そのまま転送で来た。
「『教育機関の選択』の画面(志望動機の欄)は
こちら(キャンパスフランス)で入力します」
2月10日 ついにキャンパスフランスから直接メール来た。
「『教育機関の選択』の画面は入力していただく
必要はございません。
オンライン応募システムの当局側にて入力いたします。
とお知らせしました。
当局で入力する際、
第一希望、第二希望、第三希望の大学名だけでなく、
各校の志望理由の入力が必要です。
それぞれの学校への志望理由を簡単に書いて(3行から5行程度の仏文)、
担当者宛てにメールでお送り下さいますようお願い致します。
2月15日くらいまでにお送り下さい」
簡単に書いて(3行から5行程度の仏文)?!
簡単に書いて、だとぅ?!
しかも10日にメールしてきて締切15日・・・。
ただでさえ2度手間取らせたあげく、、
人が精魂こめて書きつづった仏作文を
簡単に要約せぇと言うか?!
3~5行で私の何が分かるかぁあああ(怒゚Д゚p【 !!!㌦ァ!!! 】q゚Д゚怒)
しかもこのメール、申請者のメアドが全部宛先(TO.)に入ってて、
完全に個人情報流出なんですけど!!
そして最終的には、
オンライン申請に一本化→書類は不要・・・。
ちなみに、セコいこと言うと、
提出書類の中の国際返信切手2枚(300円)、
返してもらってないんですけど。。。ちょろまかされた?
新システム、すべてが試験段階だったのは理解できます。
個人的に、文化部のご担当者さんにはお世話になりました。
問い合わせのため電話で何度かお話しさせていただいて
しゃべり口調は日本人離れした愛想の無さだけど、
親切な方で感謝しております。
ここまでグダグダになったのは、
大使館文化部(外務省管轄)とキャンパスフランス(文部科学省管轄)の
縦割り構造にも問題があったのではないかと。あくまで想像ですが。
次回は、諸悪の根源、キャンパスフランスについて。
たぶん2,3回にわけて、その驚愕の仕事っぷりをご報告いたします。