Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

ナント 2 ブルターニュ大公城と博物館

ナントがまだブルターニュ公国で、フランスじゃなかった頃に
建てられたお城です。

ぱっPhoto0068.jpgと見、こじんまりしてますが

堀に架かる橋を渡ると・・・。Photo0070.jpg

 


 
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広場を取り囲むようにして、城というより、ひとつの町のようです。

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王冠を模した井戸。

 

 

 

広場から城砦まで、見学無料。

この日は月最初の日曜日で、城の中の博物館も無料でした!
ラッキー。


Photo0087.jpgこの5階建て(?)の建物の中が、
ナントの歴史、海洋民俗史の
博物館になってます。

 

 

 

城の地下の、ローマ時代の遺跡から始まり、ブルターニュ公国時代、大航海時代
そして戦後の復興まで、見ごたえ十分です。



特に、奴隷貿易の頃の展示は印象深く、考えさせられるものでした。
奴隷の値段票や、重たくて痛そうな首輪とか、
まさに『人権無視』の証拠の数々。
ベナン人のゾマホンがなんであんなに怒ってんのか
これ見たら理解できました。
しかし、こういう負の遺産を展示する勇気は、評価できます。

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最上階から、下界を見下ろす。

 

 

 

この博物館、難点は 足が疲れる の一言に尽きる。。。

エスカレーター?
無いです、もちろん。

博物館を出てから、あらためて城砦をPhoto0084.jpgぐるりと巡ってみました。



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城砦の鉄砲窓。
外側が狭くなってるの分かります??



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殿は天守閣におられるから~ →

敵が来たらまず橋を落として~ ↓

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堀を越えてきた敵を~

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← 城砦で迎撃! →

 

うむ、負ける気がしない。

って中二か、私は。。。

ここの城砦、
行き止まりになりそうでならなくて、ほぼぐるりと一周できてしまう。
戦国シミュレーション気分を味わえます。

博物館も含め、まるっと見ると、かなり歩きます。
ぜひぜひ歩きやすい靴でお越しくださいませ。。。