旅の失敗談 : 美術館を巡れなかった件
ゴールデン・ウィーク旅行の注意点。
5月1日、2日はスペインも祝日。
そして美術館など多くの観光名所が閉まってしまう罠。
特にひどかったのが
プラド美術館。
なんと公式ホームページ(日本語版)に、
5月2日は無料開放と書いてあったのに、
実際に足を運んだら閉館!!
私と同様にだまされた日本人の方が何人か居られました。
つーか公式ホームページ・・・(怒!!
ティッセン・ボルゲミッサ美術館。
←わりとこじんまりした入口。
3時間くらいで足りるかなぁと
甘く見ていたら
2階の展示だけで2時間半。
「くそ!後日また来るぜ!」って捨て台詞を吐いて退場。
しかし1日、2日ともに閉まっていて、リベンジできず。
いいです、エル・グレコが見れたから!!
違う時期に描かれた3枚の聖母の絵、
あのグレコ節が徐々に全開になってゆく過程が見れて、
かなり満足したから、いいんです!
でも1階のコロー、シスレー、マネ、ルノアール、
地階のピカソ、カンディンスキー、ブラック、ポロック、
トップスター揃いでぶっ倒れそうだったなぁ。
あんな早足じゃなくもっと舐めるように眺めたかったなぁ。
って思いっきり未練たらたらの今日この頃です。
レイナ・ソフィア・アートセンター
5月2日に開いていたので、
迷わず朝一に入りました。
しかし、
この日は旅の最終日でもあり、
ダリアの疲れはピークに達していた。
もはやヨボヨボ
この美術館はピカソのゲルニカで有名なんですが、
他の展示も多くは20世紀の作品。
20世紀というと、戦争の世紀であって、
芸術は必然的にその影響を受けています。
戦争と死のイメージを鑑賞し続けるのは、
かなり重たい。
そんなわけで、
全館制覇する時間があったにもかかわらず
エネルギー切れで達成ならず。
しかも館内で道に迷ってゲルニカ3回見ました(笑
人の流れに流されると、ゲルニカに行き着くらしいです。
完全に負けたマドリッドでの美術館巡り。
これはもしや、
今度来た時のお楽しみだよ!っていう
←マドリッドのクマの
粋な計らいなのでしょうか?
もしそうなら、クマ、一撃で倒したいです。