エル・エスコリアル半日観光
マドリッドからバスに乗って、ちょいと遠出。
今思えば、この日にプラド美術館等に行くべきでした。
むうう。。。
しかししかし、
ソーミュールの図書館で借りたガイドブック(仏語)の
当てにならない情報を頼りに、
地元のバスに乗って初めての場所に行く、
この一人旅の緊張感!たまりません(←M?)
エル・エスコリアル修道院
ユネスコの世界文化遺産。しかし外観は地味。
なぜトレドでなくここにしたかというと、
天正少年使節団がこの修道院を訪れた、という
歴女には無視できない情報をネットで見つけまして、
「と、殿~!!」って勢いで決めました。
しかし現地に少年使節団関係の展示は一切ありません(笑
行き方。
メトロのMoncloa駅地上階、
バス乗り場1の11から出ている
661番線か664番線
片道3.5ユーロでした。
行き664番線、
帰り661番線を利用しました。
664番線だと片道40分くらいだったのに対し、
661番線は停留所が多くて1時間強かかりました。
← ↑ バスの窓から。
いろんな景色が見れて楽しかった~
エル・エスコリアルの修道院は見ごたえありました。
礼拝堂や歴代スペイン王の棺の間、
個人的にはなんと言ってもエル・グレコの絵。
初めて見た時、
19世紀の画家と思ったくらい、
斬新で個性的な
しりあがり寿っぽい画風。
エル・グレコというのは彼の通称で、
訳すと ザ・ギリシャ人 (笑。
ガイジンでありながら、
自分の個性と才能を思う存分発揮して
大きい仕事を任された、この画家自身にも惹かれます。
って、そんなにグレコが好きならトレドに行くべきですよね。
グレコ美術館あるし。
それはともかく、修道院を見学した後は、
エル・エスコリアルの小さな町を散策。
休憩では行ったカフェで、
ロイヤルウエディングの生中継をTV鑑賞。
今、ロンドンに行ってたら、どんなお祭騒ぎだったんだろう
とか、ぼーっと考えてました。
さてさて、スペイン旅行記は今回で終了~
旅行から帰ってきて、もはや一月近く経ち。
次回からは通常モードで、
期末試験があったりカヌーで川下りしたりバイトしたり、
非日常的なフランスの日常生活をお送りします。