Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

ノエルの夜、家庭の温もり

クリスマス・イヴに独り。

日本でも寂しい状況ですが、
フランスだともはや「家無き子」レベルで同情されます。

だいぶ前に、シャーレンにイヴの予定を聞かれた際、

「んーー、特になんも無いかな。日本には帰らんし」

と答えたところ、

「イヴに独り?!マジで?! 

カロンを山ほど食うか?!

ひとりぼっちでマカロンを!」


ぎゃはははは!!と盛大にバカにされたのですが、
実は心根の優しい彼女、ご両親に相談して
私をノエルに招待してくれたのです(ほろり)。

フランスではノエルは家族行事。
日本で元旦に家族でお雑煮を食べるのと同じ感じ。
つまりノエルに赤の他人を呼ぶというのはかなりの優しさ。
ありがたい。。。

そんなわけでショコラ持参で行ってまいりました。

開始は20時、まずはパイ生地のおつまみと
ポルトワインでアペリティフ

お次は海の幸~牡蠣、海老、蟹!


DSCF1408.JPG













次にサーモンのホワイトソースがけが出て、
これがメインかと思いきや、
次にジビエ(いのしし、鹿、ウサギ)のパテがきて、
さらにメインはローストビーフ。。。。

もはや胃が爆発寸前。
この私がチーズを断ることになるとは。

デザートのブッシュ・ド・ノエルは別腹でいただきました(笑

よその家庭にお邪魔するの、
緊張するけどけっこう楽しかったです。

アンジェで最初に運転免許を取った女性という
おばあちゃんの伝説、とか。
きっと毎年同じような話題なんだろうなぁ(笑

家庭の温かさに包まれ、
ちょっと日本の家族のことを思い出した夜でした。

DSCF1406.JPG
幼き日のシャーレンと兄。

このお兄ちゃんが
爽やかなイケメンに
育ってらして、
ときめきました(笑。




食べに食べて、帰宅したのは午前3時をすぎており、
翌日、目が覚めたらすでに夕方だった(寝すぎ)。

25日は、食事は野菜スープ1杯のみ。
それでもまだ胃が張ってる感じがします(現在進行形)。

うむ、これぞまさに、フランスのノエルですなぁ。。。

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