Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

安眠を誘うお茶

フランス人は、よく寝る。

日本人と比べて、平均睡眠時間が1時間以上長い。

それなのに、常にアンニュイぶりたがるフランス人が

「昨夜は良く眠れなかった」と愚痴るのをよく耳にします。

まるでミサワの「実質2時間しか寝てない男」のようだ。。。

しかし、よく聞いてみると、4時間しか睡眠をとってない、
けれど布団の中で7時間くらい横になってたりします。

つーか、それって睡眠不足の域に入るのか・・・?
日本だと恥ずかしくて愚痴れないレベルです。

日本人の眠れない理由が「時間がない」だとすると、
フランス人はメンタルな理由で眠れない、って感じ。

普段あんなに大雑把かつ自己中心的なフランス人が
なぜ寝つきに関してはこんなに繊細なのか、謎です。

「フランス人と睡眠」に関して、もうちょっと掴めてきたら、
また記事にまとめたいところです。

さて、今回はそんな繊細なおフランス人が好んで飲む

Tisane ティザン、ハーブティのご紹介。

Infusionとも言います。

↓こちらは、私のお気に入り、Nuit Tranquille
赤い象さんマークが目印です。

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↓↓ こちらは間違って買っちゃったNuit Calme
まぎらわしい(笑!!かなりのルイージです。

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どちらもTilleul(菩提樹の花?)とカモミール、
オレンジリーフが入ってます。

Nuit Tranquilleのほうがカモミールの香りが
はっきりしていて、好みなのです。

1箱25包入りで、2ユーロ弱。

ふつうにスーパーの紅茶コーナーに並んでます。
安眠用だけでなく、ダイエット、精神安定、消化を助けるなど
いろんな種類があって、見てて楽しい。

ビオ(自然食品)のがあったので試してみました。

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AB のロゴが、ビオの証。
こちらは、値段は同じように見せかけて1箱20包。
つまり単価はやや高め。
そんな気になるほどの違いではないけれど。。。
Tilleulとカモミールの他に、メリッサが入ってる!
と喜んで買ったものの
(メリッサは精神安定、不快感や疲労にも効く)
なんだか毒にも薬にもならない香りで、残念でした。

これだけ一般的に売られているところを見ると、
やはり 「もっと安眠したい!」と願ってるフランス人が
いっぱいいるのでしょう。

で、パッケージから見て、顧客層は女性かな、と。

私の場合、寝る前にお茶を飲むのは、去年の夏、
研修の頃に付いた習慣です。

夜のイベントの運営スタッフだったので、
週末(木・金・土)の帰宅は深夜12時半、

平日は昼間働いていたので、生活のリズムが狂いまくり。
そんなときにフランス人の友人が勧めてくれたのでした。

結論から言うと、
そんなに効き目なんて感じないんですけどね(爆。

夜中にトイレ行きたくなる危険性もあるし。

じゃあなぜ続けているかというと、

夜寝る前に、いい香りの暖かいお茶をゆっくり飲んで、
穏やかな気持ちになる、

その「リセットされる感じ」が気持ちいいからかもしれない。

って書いてて眠くなってきました。
うん。実はすごい寝付き良いです。のび太並み。

お茶なんか必要ないとおもいます、我ながら。