Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

イタリア風貴族館で現代アートの夕べ

ナント近郊の見所のひとつ、Clisson クリッソン

中世からの城砦と、イタリア(トスカーナ)風建築で有名です。

   

広大な領地にイタリア風の建物が散在する貴族館、

La Garenne Lemot ラ・ガレン・ルモにて

現代アートの展覧会のVernissage(お披露目会)。
美術館の広報課の特典、
いろんな美術館から招待状が届くのです☆



まず、この立地条件が素晴らしい。
高台からの眺め。なんでローマ神殿があんなところに・・・



松が多いのも偶然ではなく、
明らかにトスカーナ地方を意識して設計された風景です。
この規模でやられると、酔狂も本物に見えます(笑。




展覧会のテーマは 狩猟。アニマルです。

ここ数年、動物はアートの世界のトレンドのひとつ、らしいです。

パリの狩猟博物館から館長代理の青年がお越しになってました。
貴族館に溶け込んでます。



※ちっちゃい写真はクリックで拡大しますょ※


通り雨で、開会の挨拶や、予定されていたコンサートは
ちょっと残念な雰囲気になってしまったけど、
お庭で軽食が振舞われて(Vernissageはたいてい軽食付)
ダリアはワイン泡、白、赤、さらに給仕のおじさんに顔を覚えられて
もう一杯赤を注がれてしまいました。

その頃には雨が上がり、ほろ酔いでワイングラス片手に
領地内の公園をお散歩。まさに我が城気分で。
一緒に来ていたルシル、ローラから、その振る舞いを
領主の奥方のようだと褒められつつ。←褒めてないって・・・

  



こんな建物(東屋?)があったり。

Clisson、町もステキらしいので、今度ゆっくり訪れたいです。


ここでステキなサプライズ。
2年前にソーミュールの寮にいたギヨームくんと再会。

「やぁ、ダリアじゃないか、久しぶりだね」

「そういうあなたはジェロームじゃない!」

「ギヨームだよ。 でも似たようなものさ!」

って会話がコントのガイジンネタみたいでちょっと笑えた。
つーか名前ちゃんと覚えようよ、私。。。

電話番号を、お互い交換してから2年間
一度も連絡を取っていないことが発覚しました(笑。

こういう思いがけない再会って、面白い。
もっと親しかった友だちも居たのに、なんで今、
この人なんだ?っていう。

ギヨームはソーミュールでの仕事をやめて、
去年からナントで働いているらしい。
ソーミュールの彼と別れたのかな?(あ、彼、ゲイです)

これ、植物園ランチと同じ日の出来事です。
めいっぱい楽しんだ一日でした。