オスピス・ド・ボーヌ②
入場料に込みになっているオーディオガイドを聞きながら、内部の見学にGo!
まずは中庭に出て、有名なカラフル屋根と木組みの美しい建物を眺めます。
建設当時の瓦は今のものよりニュアンスがある色合いでした、なんて説明に
「じゃあ今よりもっとキレイだったってことか・・・」
と往時を思いため息をついたり。
当時を再現した病室。
広々とした空間、細部の装飾の美しさ。心も体も癒されるような。
ここに入院した貧しい人たちは、まさに天に昇る気持ちだったに違いない。
ベッドが並ぶ広間の奥に礼拝堂があって、お亡くなりになった人のお葬式を挙げていたそうです。自分が病気治療中だったら、同じ空間でそれはちょっといやかなぁ(苦笑)
他にも薬局や台所の様子が再現されていて、見所いっぱい。
当時、万能薬といわれていたテリアカという薬のつぼ。
えっと、成分には、ちょっと麻薬入ってたみたいです(笑)。
右奥のお肉グリル機が不気味に可愛かったので拡大↓
オスピス・ド・ボーヌといえばワイン好きなら聞いたことがあるかも。
お金持ちの人がボーヌ近郊の葡萄畑を寄進して、そこでできる質の良いワインの売り上げがこの施設の運営費になっているそうな。
現在でも毎年ワインオークションが開かれています。
そういう、長期的に役に立つ寄付の仕方ってクレバーでカッコいいなぁと感心します。 お土産のブティックでワインは購入できる、の、ですが、値段が可愛くなくて断念。。。 でもここで買えば120ユーロのボトルが日本だと5万円以上(←ネットで調べた・笑)余裕があったら買ってみるのもいいかもネ!と思いましたよ。わはは。
さーーワインが飲みたくなってきたところで。
次回はブルゴーニュワインを試飲しまくります。