ボーヌで試飲☆ブルゴーニュワインが飲み放題の怪
ボーヌといえば、ブルゴーニュワインの聖地。
街歩きをしていると
「カーヴ・ア・ヴァン」「コントワー・ド・ヴァン」「ミュゼ・ド・ヴァン」・・・
などなど、ヴァン(=Vin、ワイン)のお店、バー、博物館と
ワイン好きならわくわくしちゃう看板ばかり。
全部に首を突っ込んでみたい誘惑に駆られつつも、
ワイン好きダリアが目星をつけたのは、ここ。
Marché aux Vins マルシェ・オ・ヴァン
場所はオスピス・ド・ボーヌのすぐ近くです。
地階はワインのショップ、地下はカーヴになっていて
見学しつつブルゴーニュワインの試飲ができます。
カーヴ見学+試飲は有料で、4種類・6種類・12種類と試飲するワインの数によって入場料が設定されています。
私は6種類・12€を購入。
試飲用のグラス(これは後でお土産にもらえる)を手に、
早速地下に向かいます、が!
酒樽の上に開封済みのボトルが放置されていて、係員や監視員は見当たらず。
しかも私のほかにお客さんがいない。
こんな薄暗いところに1人ってちょっと気持ち悪い・・・
で、地階の受付に戻って聞いてみると、
「自分でワインついで飲んで良し」という・・・(驚愕)!!
私が相当なめられていたのは間違いないですが、ふつう試飲って説明を聞きながらじゃないと成り立たないはずなのに。
しかも順路が赤→白。この施設、かなりダメだなとガッカリしつつも、 「じゃあ、飲み放題じゃん・・・」 と心がわなないたのも事実です。
しかしこの日は猛暑日で、外はかんかん照り。
飲みすぎると危険だし、と量は押さえつつもブルゴーニュワイン9種類、気に入ったのは2度飲みしたり、いまいち好きじゃなかったら即捨てしたり、ふつうじゃ考えられないような失礼極まりない飲み放題・やり放題でした。
しばらくすると、受付にいたおじさんが降りてきてワインの説明をしてくれて、
しかも9種類の試飲には入っていないプルミエ・クリュを飲ませてくれた☆
こちらで購入して1本39ユーロ。
日本だったら・・・1万円超えるんでは?
おじさん、1本55ユーロの白を「アペリティフ(食前酒)にも良いですよ」なんて言うから思わず「それ私にはリュクスすぎます」って言ってしまって恥ずかしかった。
「ブルゴーニュワイン、美味しいな」って思いつつも、「ふだん飲んでるワイン(10ユーロ以下)と比べちゃいかんよな」と冷静に値踏みするダリアでした。
微妙といえば微妙な試飲でしたが、飲み好きでお強い人には最高かもしれない。