ワインの試飲で飲んだくれ伝説
メゾン・デ・ヴァン・ドゥ・ロワール
Maison des Vins de Loire à Saumur
ソーミュールの観光案内所の隣にある、ワイン案内所。
ロワール地方のAOCワインをセレクトして販売しています。
いくら友達の勤め先とはいえ、
友達がカウンターを一人で切り盛りしてるとはいえ、
ワインの試飲カウンターで
3時間ねばって17杯も飲むのは良くない。
えーっと、ちょっと言い分けさせてもらうと
出た、飲みすぎの言い訳！
事の発端は同じ寮のシャーレン、
大学院生で専攻はヨーロッパの食文化。
彼女は先月から9月末までここで夏バイトしてます。
「メゾン・ドゥ・ヴァンは見掛け倒しで、冷蔵庫は小さいし
うちの上司はいっつも外に出てて、
私が一人で店切り盛りしてんの、おかしくね？！！｣
「月曜なんか、お客来やしねーっつの！
一人だしさ、カーヴで在庫整理したくても店空けられないし、
ヒマでカウンターふきまくりでピカピカだっつーの！！」
などなど、彼女の職場の愚痴を聞き、
じゃあ今度の月曜、飲みに行くわ～おしゃべりしましょ～
って話になったのです、が、当日。
予想に反してお客さん入りまくり、ワインがカートンで売れまくりで
シャーレン大忙し。
客が途切れるのを待っていると、気付けば3時間で17杯。
ええ、寮の他のフランス人友達からも呆れられましたよ。
そんな伝説の飲んだくれ、ダリアの試飲体験記。
まず、試飲は発泡酒→白→ロゼ→赤→甘口の白、
軽いものから重いものの順に飲んでいきます。
私は発泡酒3種、白、ロゼは飛ばして
赤を10種(飲みすぎ)、甘口のデザートワインを4種。
発泡酒(bulle)、ソーミュール・ブリュットとクレモン（Cremant)
すいすいっと飲んで、まぁ、ふつうに美味しいね、ってことで
赤に移ります。
いっぱい飲んだんで、特に美味しかったのだけご紹介。
右のCoq'licotコッコリコ、
名前もエチケット(ラベル)も可愛い。
癖のあるワインが多いBioですが、
これはバランスのよい仕上がりです。
Saint Nicolas de Bourgueil
サン・ニコラ・ド・ブルゴイユ
というドメイン(産地)。
ここのは3本とも美味しかった！
特に右のClos des Quarterons
エクセレント！！7,4ユーロ。
ここのワインは、エレガントだから女性にウケが良いのだとか。
といっても日本で売ってるジュースを水で薄めたみて－な
「とっても飲みやすくてフルーティですよぉ～」じゃなくて、
ちゃんとワインの味がします。
一方、男性はしっかりした味の
ソーミュール･シャンピニーを気に入ることが多く、
カップルで試飲に来ると意見が衝突するのだそうです(笑。
お次はドメイン、シノンChinon
右のLes Puys、
樫の木(chene)の樽で熟成された
この深い味わい、
日本だと絶対3500円くらいする感じ！
って表現が庶民ですいません。
さらに庶民的なことを言うと、
ここで扱ってるワイン、そんなに高くありません。
10ユーロ以下で美味しいのいっぱい。
日本だったら絶対2000円以下ではない味ばかりです。
Moelleux（甘口の白）
左、ソーミュール産2009、
19ユーロ。
これはもはや・・・（美味すぎて絶句)
カナダのアイスワインに
匹敵するレベル。
右、Coteaux de Layonは甘口で有名なドメイン。
これも美味しかった～9,3ユーロ。
（ちなみにこの写真の姉御がシャーレンです）
メゾン・ドゥ・ヴァンのワイン、製造者のカーブ以外では
ここでしか買えない物がほとんど。
おフランスを旅行される方、
おパリのワインショップで日本でも買える銘柄を選ぶより、
ぜひぜひメゾン・ドゥ・ヴァンで地方のテロワール溢れる
ワインをお買い求めください！！
ってちょっと宣伝っぽい？！
ただ飲みしたからじゃなくて、ほんと、ここは侮れないです。
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Maison des Vins de Loire à Saumur
ソーミュールの観光案内所の隣にある、ワイン案内所。
ロワール地方のAOCワインをセレクトして販売しています。
いくら友達の勤め先とはいえ、
友達がカウンターを一人で切り盛りしてるとはいえ、
ワインの試飲カウンターで
3時間ねばって17杯も飲むのは良くない。
えーっと、ちょっと言い分けさせてもらうと
出た、飲みすぎの言い訳！
事の発端は同じ寮のシャーレン、
大学院生で専攻はヨーロッパの食文化。
彼女は先月から9月末までここで夏バイトしてます。
「メゾン・ドゥ・ヴァンは見掛け倒しで、冷蔵庫は小さいし
うちの上司はいっつも外に出てて、
私が一人で店切り盛りしてんの、おかしくね？！！｣
「月曜なんか、お客来やしねーっつの！
一人だしさ、カーヴで在庫整理したくても店空けられないし、
ヒマでカウンターふきまくりでピカピカだっつーの！！」
などなど、彼女の職場の愚痴を聞き、
じゃあ今度の月曜、飲みに行くわ～おしゃべりしましょ～
って話になったのです、が、当日。
予想に反してお客さん入りまくり、ワインがカートンで売れまくりで
シャーレン大忙し。
客が途切れるのを待っていると、気付けば3時間で17杯。
ええ、寮の他のフランス人友達からも呆れられましたよ。
そんな伝説の飲んだくれ、ダリアの試飲体験記。
まず、試飲は発泡酒→白→ロゼ→赤→甘口の白、
軽いものから重いものの順に飲んでいきます。
私は発泡酒3種、白、ロゼは飛ばして
赤を10種(飲みすぎ)、甘口のデザートワインを4種。
発泡酒(bulle)、ソーミュール・ブリュットとクレモン（Cremant)
すいすいっと飲んで、まぁ、ふつうに美味しいね、ってことで
赤に移ります。
いっぱい飲んだんで、特に美味しかったのだけご紹介。
右のCoq'licotコッコリコ、
名前もエチケット(ラベル)も可愛い。
癖のあるワインが多いBioですが、
これはバランスのよい仕上がりです。
Saint Nicolas de Bourgueilサン・ニコラ・ド・ブルゴイユ
というドメイン(産地)。
ここのは3本とも美味しかった！
特に右のClos des Quarterons
エクセレント！！7,4ユーロ。
ここのワインは、エレガントだから女性にウケが良いのだとか。
といっても日本で売ってるジュースを水で薄めたみて－な
「とっても飲みやすくてフルーティですよぉ～」じゃなくて、
ちゃんとワインの味がします。
一方、男性はしっかりした味の
ソーミュール･シャンピニーを気に入ることが多く、
カップルで試飲に来ると意見が衝突するのだそうです(笑。
お次はドメイン、シノンChinon
右のLes Puys、
樫の木(chene)の樽で熟成された
この深い味わい、
日本だと絶対3500円くらいする感じ！
って表現が庶民ですいません。
さらに庶民的なことを言うと、
ここで扱ってるワイン、そんなに高くありません。
10ユーロ以下で美味しいのいっぱい。
日本だったら絶対2000円以下ではない味ばかりです。
Moelleux（甘口の白）左、ソーミュール産2009、
19ユーロ。
これはもはや・・・（美味すぎて絶句)
カナダのアイスワインに
匹敵するレベル。
右、Coteaux de Layonは甘口で有名なドメイン。
これも美味しかった～9,3ユーロ。
（ちなみにこの写真の姉御がシャーレンです）
メゾン・ドゥ・ヴァンのワイン、製造者のカーブ以外では
ここでしか買えない物がほとんど。
おフランスを旅行される方、
おパリのワインショップで日本でも買える銘柄を選ぶより、
ぜひぜひメゾン・ドゥ・ヴァンで地方のテロワール溢れる
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