長距離バスで見た世界
ユーロライン・バス。
基本的に、金持ちは長距離バスになんて乗らない。
とはいえ。
観光シーズンでなかったせいか、乗客に旅行者は少なく
移動労働者 とか 移民の里帰り ってかんじの
乗客ばかり。
フィレンツェの帰りのバスにいたっては、
さっきまで駅前で物乞いしていたジプシーのオバサン、
偽ブランドバッグ売ってた黒人が仲間に見送られて
乗り込んできた。。。
はっきり言って、
きれいなかっこして旅行したかったらバスは避けるべき。
長時間だから、臭いが衣類に移る。これ偏見じゃなくて事実。
でも私のように 「こーゆーもんなのねーー」 と
速攻 その場の空気に馴染める人間なら
特に怖い思いをすることもないでしょう。
にこ!と笑いかけたら、笑顔を返してくれるような人ばかり。
私に「荷物見ててくれる?」なんて言って
電話かけに行っちゃったりして。
人のこと信用しやすいのかな。
たぶんこーゆー人たちが今後お金持ちになる可能性はきわめて低い。
だから不幸だというわけではないけど、
貧しいからって人から見下されるのは切ないな・・・。
ガイド付きの団体ツアーでは見ることのできない、
これもヨーロッパの一面。
いい経験だったかもしれない。