Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

実家から発掘されたレアもの

うちの両親は、なぜかお釣りでもらった1円玉と5円玉をせっせと集める習性があるようで、実家からどっさりと紙袋に入った小銭が発掘されました。

えっと、たぶん2kgくらいあって猟奇的。

なので、自力で数えることは現実的に不可能だと思い、

郵便局で数えてもらうことにしました。

あのさ。4200円くらいあったんですけど。

1円玉と5円玉で、ですよ?!たぶん1円玉が3千枚くらいあったはず。

つーか、郵便局の硬貨を数える機械が3回も故障して数えるのに30分もかかりました。

ほんと郵便局のお姉さん、ごめんなさい。

で、なんだか申し訳ない思いで一杯だったんですが、

その4200円を通帳に入れてもらって、さぁ帰ろうとしたとき。

郵便局のお姉さんが、

「これ、一円玉じゃないのが混じってましたよ」

と私に手渡したものが。

こちら。

 

ん?1970年??

そして裏に描かれたこの鎌と鎚、そして小麦・・・ こ、これはもしや。

「わーーーソビエト連邦時代の10カペイカ硬貨だー」

…1ルーブルは100カペイカ。あまりにも価値が低い為、新規に発行はせず、消費生活の場でも使用される事は殆ど無くなったが、通貨自体はまだ廃止されていない。(ウィキより引用)

そう、犯人は母。

外大でロシア語専攻だった母が、大学の卒業旅行で行ったときのもの。

これが約3千枚の一円玉の中に埋もれていたら、絶対気付かない(笑!!

地味に毎日がネタ満載の我が家でした。