地方民俗学
レポートおよび発表のグループ課題:
「3,4人のグループで、フランスの一地方を取り上げ、
その地方の文化構成と文化振興の現状について
レポート(図表を除き10ページ以上)を提出せよ。
また、レポート内容を講義最終日に発表すること」
マノン、アンヌ、テオそして私のグループが
選んだのは オーヴェルニュ地方。
クラス一の秀才・マノン女史がレポートの骨子を策定。
「オーヴェルニュ地方は、4つの県から成り立っている。
各県の文化的差異はどこにあるか?
それはこの地方の弱さか、強さか? 」
・・・えーーーっと、たとえば、東北地方について、山形と新潟の文化や風習の違いを説明しろって言われても、日本人でも難しいですよね。
てゆーか、新潟は北陸ですよね。
そんな私に、オーヴェルニュ地方の何を語れと言うのか・・・
まずは日本語のサイトでオーヴェルニュ地方の情報を見てみようと思って検索したら、結果はオーヴェルニュと名の付いたオサレなパン屋とか食堂のホームページばかり・・・
図書館でフォークロア(民俗学)の本を見つけても、
難しすぎて 目次すら解読不可能・・・
週末には、各メンバーと頻繁にメールのやり取りがあり、
「私のパートの下書きができた!」
「参考文献のリストはアンヌに送って!」
と、ずんずん先に進んでいく。。。
他のパートと、自分のパートのクオリティの差は歴然。。。
この3週間、常に頭にオーヴェルニュ地方がどっしり乗っかってるような苦しい日々でした。
が、本日、無事に製本&発表が終わりました!!
私のパートは、マノンが書き直してくれたおかげで
ため息が出るような美しい文章に生まれ変わり。
(つーかほとんどマノンが書いたようなもんです
・・・ちょっと凹む )
発表が、これまたハードル高かった。
オーベルニュ、発音が難しいんです。
Vの後にR、何度練習してもうまく発音できない・・・!
さらに私のパート、オーベルニュの歴史で
Vercingetrix (ヴェルサンジェトリックス)
って英雄がいるんですよ。
ヴェルサンジェトリックス、この名前、フランス人も
「子供の時に発音できなかった~」って
笑うくらいの難しさで、舌噛みそうでした。。。
難しい発音に果敢に挑戦するダリアに、
クラスのみんなは優しかった。
優しいのはありがたいけど、今の自分のポジションが、
「 のど自慢大会で日本の歌を歌う外国人 」ってことを
改めて痛感しました。
いつか、発表の時に批評や質問をされるくらい
対等な立場になりたいです。
今回に関しては、終わりよければすべてよし。
↑自分に甘い!!
発表の時、4人で白ブラウスに黒のベスト、赤いスカーフでオーベルニャン(オーベルニュ人)の仮装しました。出発前に友人の夢路さんからいただいた白ブラウスがこんな形で役に立つとは・・・(笑
ちなみに仮装する必要はまったくないです、はい。
・・・常に笑いを忘れない俺たち。
なんか、今回の記事、いつも以上にまとまりがないですね。。。