Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

水曜の夜のワイン講座

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←おフランスですわね~




ワイン好きにはたまらない、極めてクオリティの高い授業です。

毎回、フランスの一地方を取り上げて、
写真やグラフを盛り込んだスライドとともに
その地方のワインの特徴、ブドウの品種、
さらには食事との相性まで説明してくれるのです。

スライドや資料は後日ネットにあげてくれるので、
がりがりノートを取る必要もなく、

教授の確かな知識と教養に裏打ちされた講義に
耳を傾けていると1時間半なんてあっという間。

授業の後は、もちろん試飲★
学生は各自グラス持参。
ちなみに、プラスチックのコップは不可。

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第1回目は、

ロワール地方の甘口白ワイン、

コトー・デュ・レイヨンでした。


ま、これはこの夏、かなり飲んだので
新たな発見はないですが・・・
(ソーミュールだとカフェでも置いてます。
グラス2.5ユーロなり)

試飲は自由参加。教授もリラックスして、良い感じ。

「まず柑橘系のフルーツの香り、次に
トロピカルフルーツの香りが分かるかな?
全然しない?
きみたち今日タバコ吸いすぎじゃない?」

みたいな。
洒脱なトークに学生が拍手したり(酔っ払い?

第2回目はプロヴァンス地方、試飲は当然ロゼ。

先週の甘口のほうが美味しかったなぁ、なんて
学生がつぶやくと、

「ワインだけで美味しい・マズイを決めちゃいけない。

想像してみなさい、豊かなプロヴァンス地方の料理・・・
例えばこの一杯とブイヤベース、オリーブオイル、
自家製のラタトュイユとあわせると・・・」

ふ、ふぁぁ。。。

時刻は夜の8時、
空腹の学生たちから言葉にならないため息がもれる。
た、たまらん・・・!!


こんな楽しい講義ですが、唯一の不安要素、
それは期末試験。

なぜなら、この講義は他の学科との合同講義。

他の学科っていうのが、ワイン・ツーリズムや
ワインとガストロノミーのコースだったり、
すでに大学でワインについて学んできた子ばかり。

うーむ、試験が怖い。
怖いけど、
この講義は来年もう一回受けてもいいかな~なんて(笑。