フランスの"理想の食生活"とは?!
市役所の隣の小さい展示スペースで開催されていた
アンジェ出身の美食家、キュルノンスキー氏と
フランスの食に関する展示を見てきました。(入場無料)
キュルノンスキー氏の著作や、当時の雑誌記事の展示だけでなく。
アンジェが誇る
ご当地グルメの
紹介ブース、
理想のテーブル・セッティング
クラシックとモダンの2種類あって、こちらはクラシックなタイプ。
マ、マカロン・・・!!
健康な食生活を送るためのヒント
日本だと、この手の健康指南って
野菜を毎日○○グラムだの (いちいち量ってられるか)
緑色の野菜がどーのこーの (好きな色食べさせろよ)
挙句の果てには一日30品目の食材を使いなさいなどと
無理難題を抜かして国民を神経症に追い込むのですが
さすがフランス、現実的です。
ゆるいです。
日本人から見たらツッコミどころ満載だったのでご紹介。
・ 乳製品を食べよう (毎食)
えええええ??毎食?!
さらに。
・ 生野菜、もしくは果物を食べよう(できれば、毎食)
生野菜 or 果物。
たぶんビタミンを取りましょうって意味なんだろうけど、
そしたら「私は果物しか食べないわ」ってのもありなの?
乳製品の時は 毎食 と断言しているのに、野菜と果物は
「できれば」 ってなんなの、「できれば」 って。
・ いも、パスタ、コメ、豆・コーンなど (一日1食)
うわぁ、炭水化物抜きダイエット?と思わせておいて、
・ パン (毎食)
ええええ?!そしたら一日一食は
パスタとパン、コメとパン、ってW炭水化物やん?!
うどんと炊き込みご飯の定食を愛する関西人もビックリだ。
さらにビックリ、最後の一行。
・ 水、お気に召すままに。
どれっくらい飲めとか、量も回数も指定なし。
ゆるい。どこかがゆるい。
不健康よりは健康なほうがいいに決まってるけど、
健康のために息苦しい生活を送るなんて冗談じゃない。
そんな おフランスのエスプリ を感じます(笑。
では最後に、美食家の名言で締めさせていただきます。
健康の秘訣:
全ての 「やりすぎ!」 「過剰!」なことを、
熟慮の上で実践するべし。
そして全てのスポーツを、やる気なさげに避けるべし。
一緒に行ったシャーレン(お互い、スポーツ苦手)と、
「うむ、まさに」と甚く感じ入ったのでした。
フランスの食生活、長生きできなさげ!