Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

APSビザ取得までの道のり

※ここに書かれた情報はあくまで私の場合で、

2014年7月時点での情報です※

 

Autorisation provisoire de séjour

略してAPSビザを取得いたしました!

 

このビザは、Bac+5(修士課程)以上のディプロムを取得した

外国人留学生に発行されます。

 

めっちゃざっくり説明すると、

ビザの期限内でフランスに滞在、就職活動および労働できます。

 

うっわ、夢のようなビザ!と思うのは甘くて(苦笑、

このビザが切れる時点で本国に帰国するのが基本条件。

 

正社員(CDI)で、ディプロムと関係した分野で、

しかも最低賃金(SMIC)の1,5倍のお給料をもらっている場合は

労働ビザに切り替えてそのままフランスに滞在が可能ですが、

そうでない場合は帰国あるのみ。

 

やっぱりもう一度大学に入りなおす、というのは通用しません。

その場合も一度帰国して、東京の大使館に学生ビザ申請して、と

また一から手続きを踏まないといけないらしいです。

ワーホリとその点は似ています。

 

詳しくはこちら>> 公式HP(仏語のみ)

 

公式HPすらあんまり当てにならないのがおフランス。

県庁によって必要書類などの条件が違うようです。

県庁か、大学の学生課、Service Internationalで要確認です。

 

1年間有効。

 2013年度はこれ、6ヶ月有効だったんです。

私が一年ダブっているあいだに1年に延びてた・・・。

狙って留年したわけじゃないのに、なんてラッキー☆ミ

 

さて、このビザを取るまでの道のり、私の場合。

 

私の学生ビザが切れるのは9月末。

期限が切れる4ヶ月以上前に県庁の知事宛に

「APSビザください」の手紙を出さねばならないとのこと。

 

2014年4月、大学のService Internationalに問い合わせて

手続きの仕方を確認。手紙の例文をもらう。

そんな手紙なんて実際は誰も読まないんだから、

例文に沿って、あくまでも本国に帰ることを前提にしてますよ、と

てきとーに書いておきました。

送る時は受取確認つき(Avec avis de reception)で。

 

6月下旬、県庁からAPSビザ発行しますよ、の返事の手紙。

必要書類を持って県庁に来なさい、と。

 

必要書類について疑問があったので、直接県庁の外人窓口で

確認(←1時間半待たされた)。

 

7月中旬、大学から今期および修士2年の成績証明書が届く

 

7月下旬、県庁に行く。予約なし。

その場でビザ発行。レセピセと同じ台紙でした。

 

 

。。。こう書くとすんなりもらえたみたいですが(以下略)

ま、なにはともあれ、これであと一年、

またフランスに滞在できることになりました。

 

めでたし、めでたし?