Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

PACSのための必要書類

前回同様、この情報は2014年9月時点ナントでの一例です。 滞在許可証については地域の県庁に、 PACSについては最寄の裁判所にご確認ください。 ~○~○~○~○~○~○~○~○~○~
 
PACSの書類のために、日本に帰らなきゃいけない、とか パリの日本大使館に行かなきゃいけない、とか いろいろ「ほんまでっか?!」な情報が流れてますが、 私の場合は日本に帰ったりパリへ行く必要はありませんでした。 (日本で戸籍謄本を取ってきてくれる人がいなかったら 帰らざるを得ないけど・・・)
かかった経費は、私の書類請求のための郵便代と、 地元・大阪の区役所での書類発行費用、 そして法廷翻訳料(120ユーロ!)でした。
ノテール(公証人。日本で言う社労士みたいな?)に 頼む必要もありませんでした。 PACSのための必要書類、でネット検索すると、 在フランス日本大使館のホームページにたどり着くと思います。
そこで見た驚愕の事実・・・!!
「PACSのために用意する必要書類は、 最寄りの裁判所にて確認して下さい。」
丸投げかよ・・・ΣΣ(゚д゚lll)!
詳しくはこちら→大使館のHP
「通常、ACTE DE NAISSANCE(出生証明書)と CERTIFICAT DE COUTUME(慣習証明書)を要求されます。 しかしながら、日本にはPACS制度が存在しないため、 大使館では慣習証明書を発行できません。

じゃあどうすりゃいいのか、途方にくれます。

私の場合は、出生地の市役所発行の「身分証明書」 破産、禁治産、準禁治産の宣告、後見登記の通知を 受けていない旨の証明書 と、「独身証明書」の2つで乗り切れました。

戸籍謄本、身分証明書、独身証明書を市役所で発行してもらい、 それを外務省に郵送、アポスティーユを請求、 外務省から返送されたものをフランスに送り (ここまでの手続きは母に委任) フランスで法廷翻訳してもらいました。

他にも必要書類はありますが、地域によって異なるようなので 外務省のHPにもあるとおり(苦笑、 最寄りの裁判所にて確認して下さい。

私はナントの裁判所に直に行きました。

入り口のセキュリティで 「パックスの必要書類が知りたくて来たんですけど」 って言ったら、書類リストをくれました。

書類は、発行から3ヶ月以内のものしか有効でないとのこと すべての書類が揃うまでの時間配分(?)を考えて~

つーか、パックスする予定ない人にはどーでもいいこと 長々と、つまんないですよね。。。 って思ってたらブログランキングでけっこう上位に来て、 おおう、需要があったのねーと嬉しく驚いております。

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