フランスのプールがタトゥー禁止だったら、ほぼ無人かも
家族連れでにぎわう近所の公営プールで感じたこと。
ここが日本みたいにタトゥー禁止だったら、ほぼ無人かも・・・。
それっくらい、タトゥー入れてる人多し。
若い人だけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんもガンガンいれてます。
引用:http://www.piscine-naiadolis.com/animations.php
こういう滑り台を、孫と一緒に滑ってるおばあちゃんの、ちりめん状にふやけた太ももにがっつりクモのタトゥーがあったり(笑)
めっちゃイカツイ見た目で怖そうなパパ(両腕両足にタトゥーあり)が、ドラゴンに挑戦する子供に付き添って自分もけっこう楽しんでいたり。
このドラゴン、「夏のバカンス期の渋滞が原因で」到着が3日遅れたんですが、そんな理由があるかーー(爆笑)
ほんと、フランスのこういうゆるいところが大好きです。
日本ではプール、温泉だけでなく海岸でもタトゥー禁止だよ、とフランス人に言うとビックリされる。
刺青はヤクザの印だったから、なんて説明するけれど、そういう理屈だけではないように思う。 日本人の心情的には「両親からもらった身体は大切にしなければならない、刺青を入れるのは親不孝。親不孝イコール人間としてダメ」みたいな、儒教精神がタトゥーを入れる人を許さないのではなかろうか。
フランスは、自分の身体は自分のもの、好きなように人生を謳歌すべし、みたいな。
あと、自己主張するのが良しとされているから、主義主張を文字やシンボルで入れたり、アートな図柄でセンスを見せたりできるタトゥーをフランス人が好きなのは自然なことに見える。
日本もフランスも、どちらかが正しいではなく、ただ文化が違うってこと。
日曜のプールに子供連れてきてる人たちが悪人のわけ無いし。
刺青なんてけしからんって言う人たち、休みの日に家族でプール行ったりしてる?