リヨン美術館とアンリ・マティス展(3月6日まで!)
フランスの5大Beaux-Artsのひとつ、リヨン美術館。
リヨンの街のど真ん中にありながら、静かな中庭。
めっちゃさりげなくロダンの彫刻とかあるんですけど、お庭は入場無料!
夏に来て、木陰のベンチでサンドイッチ食べてボーっとしたい。
アンリ・マティスのエクスポジションが開催中(~3月6日)です。
Laboratoire interieur(内面の実験室)というタイトルどおり、デッサンや習作、彫刻もあり、マティスの創作人生がまるっとわかる展示になっています。
展示がいちいちオシャレだ・・・。
特別展のコーナーから、いつの間にか常設展のピカソなど、マティスと同時代のコーナーにたどり着くという。
で、ちょっと思ったんだけど、監視員とかいないし、
これなら常設展の入場券でするっと特別展に入れちゃうのでは・・・。
このピカソの絵は個人所蔵だったようで、当時の写真が添えられてました。
「リビングがちょっと寂しいから絵でも飾ろうかしら」みたいな?
センス良すぎだろこの部屋。
常設展はエジプトのミイラから現代アートまで幅広く取り揃え。
個人的に気に入ったエトルリアの銅器。
全裸ブリッジしてる人が。取っ手の。壺?
攻めてるデザインだなー。
こんな極めて個性的な文化・文明が滅びちゃうって、もったいないなぁ。
あと、もはや美術館自体が美術品。うっとりです。
静かで美しくて調和が取れた「贅沢な空間」が好きゆえに美術館巡りが好きなんですが、日本では長蛇の列に並んで有名な作品に群がるのが好きな人のほうが多いのが不思議です。
なんて言うから日本で美術館巡りが好きな友達がいません。友達募集中。