原点回帰
先週末は、かつてのホームステイ先、マダム・エヴァのお宅にお邪魔していました。2007年に1ヶ月滞在しただけなのにまだ交流が続いているという。ご縁ですね。
ワーホリで滞在したボルドーは私のフランス生活の出発点。
日本に帰る前に再訪できてよかったです。
お家はリフォームされていて、インテリアにうっとりしまくりでした。
サロン
長毛種のお猫様がいらっしゃって、さらにリュクス感アップ。
↑↑このカウンターワゴンはモロッコ製。
フォワグラのパテと甘い白ワインでアペロ~
マダムは若い頃アフリカに住んでいた時期があり、インテリアのテイストに反映されています。
いいな、こういうの。
家の中を見たらその人の人生が分かる、みたいな。
日本に帰ったら久しぶりの一人暮らし、自分の居心地の良い空間を作りたいなぁと思っていたところだったので、とっても勉強になりました。
ま、このテイストと空間使いを日本で再現するのは不可能だけど(笑)
お庭はウッドデッキテラス。
さくらんぼの木は以前のまま、お庭の真ん中に。
この家に来た初日、マダムと一緒にさくらんぼを摘んだのを思い出す。
久しぶりにお会いしたマダムは、以前は染めていた髪を自然なままのグレーにしていて、見た目は年相応な感じになってました。
しかし4年前にタンゴを始めたそうで、今では週4回レッスンに通うほどはまっているとのこと。そういえばスタイルは以前より引き締まってほっそりしていらっしゃる。
「私もアフリカに旅立った時は二度とフランスに戻らないつもりだった。でも、今はこうしてフランスにいる。人生わからないものよ」
年齢、国籍、これまで歩んで来た道筋もまったく違うマダムから、今の私の気持ちにもっとも寄り添う言葉を聞けた気がしました。
2007年の私の語学力ではできなかった、いろいろな話ができて嬉しかったです。