日本を食す!ベスト3発表!
日本に来るの初めての、ブノワが食べて感動した日本の味
めっちゃ独断と偏見のベスト3ですが、これがなかなか 考えさせられる結果なのです。
まず第3位。
お弁当~
肺炎で倒れたブノワと、看病で疲れきった私に、 うちの母が作ってくれたおにぎり弁当。 もうさ、キャラ弁とかどうでもいい。 ママンの地味な弁当、万歳。
これ、ブノワが写真撮ってくれてたんです。
あとでデジカメのデータ見てびっくりしました。 ありがとう、ブノワ。
他にも、デパ地下の閉店間際に半額で買ったお弁当も ヒットでした。
ご、五百円でいいんすか、これ。みたいな。
ブノワは「美味しいものをちょっとずつ食べたい」タイプなので お弁当はかなりのお気に入りに。
フランスだと、メインの料理一品どかん!おなかいっぱい!が 定番ですから、それがベストなフランス人だったら、逆に お弁当は満足感が無いかもしれません。
何を食べるか、も大事だけど、量や種類の多さも 食事の決め手になる、ということを学びました。
第2位。 出雲そば
JR奈良駅近くのそば屋、『だんだん』にて。
お通しのナスと出雲地方の日本酒も美味しかった~
えっと、なんでこのお店かというと、 弟がここの娘さんと結婚したのです。
先方のご家族と式で初対面ってのもなんだし、 どんな人たちか気になるし、覆面チェッカーのごとく内緒で 食べに行きました。人が悪いなぁ、私。
で、予想以上に良かったのです。
身内びいきの宣伝ではありません。
むしろ、 せっかく奈良なのに出雲そばか・・・ でも親戚になるし、義理で食べておくべきよね・・ くらいの気持ちでした、最初は。
ブノワ、ブルターニュ地方出身。 ガレットでそば粉の味を知っているので、そばを食べた瞬間 良いそば粉だ~香りがいい!美味しい~と即、お気に入りに。
で、思ったんです。
奈良で出雲そばってどうよ、って思ってしまうのは、 日本人の私のこだわりで、日本初めての外人さんにとったら 美味しけりゃどうでもいいことだ、ってこと。
あと、フランスで食べなれた素材だと、クオリティが分かるから 満足度が高い、ということ。この場合は、そば粉ですな。
「一位はてんぷら?」ってメッセージを頂きましたが、 こちらでいただいたのが天ぷらそばだったから、二アリー正解、と 認定いたします。何も特典無いけど(汗。
私もそのサックリした揚げ具合に感動しました。
そしてぶっちぎりの第1位。
え?お刺身? いえいえ、 たしかのブリとろのお刺身はそりゃもう美味しかったんですが、 違います。
正解はこちら。 本わさび。
こんな立派な本わさびを、鮫皮でおろして、なんて機会は 日本人だってめったにないっつーの。 バンブー(地元のバー)のマスター、感謝!!
だだ辛いだけのチューブのわさびと大違いで、 ちゃんとわさびの味がする~とブノワ大絶賛。
刺身が食べ終わっても ちびちびと 箸でわさびを 味わい続けるハマリっぷりでした。
そういえばフランス人って、わさび好き。
わりとふつううにスーパーでチューブのわさびが売ってたり、 ポテトチップにわさび味があったり。
そして、フランス人に何度か聞かれたこの質問。
「わさびってなんでできてるの?」 にダイレクトに答えることができる本わさび。
フランス人連れて日本旅行される際は、ぜひぜひ おすすめです!!
長々と語ってきた日本旅行は今回でお開きにいたしまして、 次回からは がっつり 現実に戻ります。
大学を出て、ブノワとつがいになり、フランスに居座ることに なったダリア、もう学生じゃないし、今なにしてんの? ってとこらへんを語ろうかと思います。
みっともない現状を、ちょっと客観的に見るためにも 書き出してみます。ちょっと痛いぜ。 乞う、ご期待!!