オーランド・ブルームに会いにロンドンまで行った話Part1
2007年にワーホリでボルドーに滞在していたダリアが、オーランド・ブルームに会いにロンドンまで行った珍道中を再録します。
↑ ロンドンに発つ前に、シャルルドゴール空港で盗撮したイケメン店員…
そう、当時ダリアはオーランド・ブルームとジョニー・デップ激押しだったのである。そのことがこの写真からも伝わってきます。
以下、文中の赤字は現在のダリアによる補足及びツッコミです。
ロンドンまでの道のり
ワーホリビザでフランスに来て、早3ヶ月(2007年8月)。
最初の1ヶ月はホームステイして語学学校に通っていたけれど、7月からは一人暮らし。
こちらに友人も知人もいない、バイトも見つからない、ユーロは高くて貧乏暮らし。。。(当時ユーロは160円近くまで上昇していた)
街歩きしたり映画を見たり、そこそこ楽しく自由気ままな暮らしではあるけど、
やっぱり多少不安や焦りが沸いてきます。
「わたし何しにヨーロッパまで来てんだろう」
そんな気持ちで過ごしていた8月初旬、ようやく自宅にネット回線がつながったことから今回のロンドン旅行が始まります。
チケット取ってから旅程を組む
ネットつながるまでの2ヵ月半、ネットカフェでメールチェックするだけで完全に情報から取り残されていたわけです。
そういえばオーランドがロンドンで舞台するという噂があったけど、どーなってんのかな?とファンサイトをチェックすると、ほ、ほんとにやってるよ?!
次に海外ファンサイトに飛んでみると、トップページにチケット予約サイトへのリンクが。
うわーでもどうせチケット完売なんじゃないの?と思いながら、
試しに予約フォームに適当な日にちを入れてみる。。
チケットお幾らか、とか興味あるし。
ふむふむ40ポンドプラス手数料が3ポンドね、なるほどね、ところで1ポンドって何円くらいなんだろう(この時点で知らないで予約しています)
てな具合にnext→next→ってどんどん予約フォームが進めてしまって、
気が付いたらカード番号を入力してチケット予約が完了していた!という。
いやあ、インターネットって怖いですね(笑)、あっという間の出来事でした。
まいっか、せっかく同じヨーロッパにいるんだし(すげー広いくくり方)、
行っちゃえ~
みたいな。
相変わらずノリだけで行動するこの性格を今止めるものは誰もいない。
(10年たっても変わってない、というかさらに進化してる、この性格)
しかしそこからが大変です。
適当に入力した日付けは8月17日。
この時点でもう2週間切っている。
まさに無計画の突発旅行。
ボルドーからロンドンへの航空券、およびロンドンでの宿泊先を確保しなくては。
まずは航空券。
エアフランスの窓口で聞いてみて、ブリティッシュエアウェイに電話して、値段比較したところエアフランスのパリ乗り継ぎ便に決定。
(当時はネットで航空券が買えなかったのか?自分でもこの行動が謎です。)
ボルドー空港、早朝6時発。
ということはまだバスが動いてない時間に家を出なければならず、電話してタクシーを呼ばなければならないという第一の壁出現。
(ボルドーは早朝に流しのタクシーがすぐ見つかるような町ではない・・・)
つぎに宿泊先。
せっかくロンドンまで行くんだから、と航空券は16日出発19日帰国で押さえてみた。
押さえた後で宿探しです。
地球の歩き方に載ってる中級・エコノミーな宿に2,3軒電話してみるがこの時期の週末3泊はどこも満室。
結局ホランドパークというユースホステルに泊まることに。
うわー初ユースしかも12人部屋!!
なんだかいろんな意味で挑戦的な旅行になりそうだ。
そして出発の時。
出発前夜は嵐のような雨風。雷まで鳴っていた。
早朝4時に出発。雨は上がっていて、夜空に星が綺麗だった。
そういえばボルドーでこんな星空見たのは初めてだ…。
バックパックを背負い、テレホンカードとタクシー会社の名刺を握り締め、暗い夜道を公衆電話まで歩く。
そんな勇ましくも頼りない感じで、私の旅は始まったのであります。
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いかがでしょう、この旅立ちの異様なテンション。
テレフォンカードに公衆電話ですよ。昔すぎ。
自分で書いた記事ですが、もはや他人事でおもしろい(自給自足エコ)。
そんなわけで、これから1週間くらい、ロンドン紀行を毎日UPしていきます。
しばし、このテンション高すぎなアラサー(当時)のダリアにお付き合いいただけると嬉しいです☆
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