Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

オーランド・ブルームに会いにロンドンまで行った話Part7

※2007年にワーホリでボルドーに滞在していたダリアが、オーランド・ブルームに会いにロンドンまで行った珍道中を再録中※

 

奇跡の出待ち体験が始まりますよ~

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8/17 in celebration 舞台感想

 

開演前、昨日の出待ちの時ガン飛ばしてきた一団をロビーで発見。

今日はなんと全員黒のロングドレスです。

うわぉゴスロリじゃなくてもろにゴス。めちゃくちゃ目立ってます。

この一団は1階席3,4列目くらいだったから、きっとオーランドの視界に入っていたことでしょう。

 

ダリアの席は1階奥の奥、左端。

前列に背の高い人が座られたら終わりです。

開演前のどきどき。

と、ものすごいおっきなデX男が近づいてくる!

 来るなーーー(笑)

その大男は私の4列前に着席。

後ろの席の女の子が頭抱えてました。心から同情しました。


昨日はオーランド観察に一生懸命で、お芝居の内容はさておきだったダリア。

早朝4時起きで飛行機乗り継いで来て、疲れてるから英語理解できなかったんだ、2回目だし今度は話に集中しよう。

…と耳をすませていたのですが、そういう問題ではない、ということがお芝居開始3分後に判明します。

いや、マジで分かんない!!

スティーブンがなぜ泣いているのかもやっぱり分からない!

昨日より理解できたのは、この兄弟にはジェイミーという長男がいて、母親は結婚した時すでに妊娠していた。ジェイミーは7歳で死んでしまい、その時母親は自殺を図った。長男次男はその様子を見てしまった、ということ。たぶん。


この日の出待ちに、ロンドンに留学中という日本人のお嬢さんたちと知り合ったのですが、彼女たちや別の日に観劇したロンドン滞在1年以上の人でさえもセリフ聞き取れなかった、とのこと。

理解できないのは私だけじゃないんだと安心する一方で謎が謎のままになってしまう(笑)。

 

3階席と違って目線が近いので、スティーブンの表情が良く見えます。

無言で次男と目線をあわす、なんて細かい演技も見れて満足。

例の鼻かみシーン、この日は「すんすーん」て軽い感じでした(笑)
昨日はやりすぎたと思って抑えてみたのでしょうか。

ベッド横たわりも腕は交差ではなく腕組に変わってました。
これは無意識だと思うけど。


話は飛ばしてカーテンコール。

やっぱりオーランドは苦い表情。

でも今日は違いに気付きました。

1回目、2回目、3回目とお辞儀のたびに表情が柔らかくなっていく。

スティーブンからオーランドに戻るように。

ほわーーと感動するも、今度は出待ちです。

席は1階奥の奥、つまり出口に近い!


そして私は出待ち最前列をキープしたのです。

あんな信じられないことが起こるとも知らずに。。。。

 

出待ち最前列

最前列です。

 

私の左隣は「イラクから帰ってきたばかりですか?」て風貌のプロのパパラッチです。

でかいです。カメラもでかいです。

 

右隣は子供の付き添いで来たっぽい大柄なおばさん。

 

この配置がのちのちの凄まじい状況への重要な伏線となります。

 

昨日ちょっとしゃべったロシアの女の子と再会。

私が「日本から来たの(ほんとはフランスなのに…うそつき)」て言ったら

「私だってロシアからよ!あの子達はスペイン、この子達はドイツからよ!」

て言い返してきたかわいい女の子。

どう見ても十代前半で、まだ歯に矯正つけてるの。

海を越えてみんな見に来てるんだなあ、がんばるなあ

と自分のことを棚上げして感心しました。

 

今日は劇場フライヤーを持って待機。

写真用にデジカメ、動画用にケータイ。

ものすごい緊張して楽屋出口を見つめていたのに、オーランドが現れた瞬間気が付かなかったダリア。

オーランドの動作が機敏なのか、ダリアが鈍くさいのか。。。

劇場側からすんごいスピードでサイン開始。

 

 

 

 

 
徐々に近づいてきます。

 

オーランド、たまにファンに話しかけられたら返事をする以外は、

小声で「オーランド・ブルーム、オーランド・ブルーム…」て呟きながらサインしてます。

あなたの名前はみんな知ってるっつ ーの!なんてかわいいんでしょうメロリ。

 

隣の人の前まで来た時点でフライヤーを渡せてサインはゲット。

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すると。

 

私のま正面でオーランドが立ち止まったのです!!!

なぜ私の前で立ち止まったのか。
 
理由はすぐ分かりました。

 

昨日の私のように後ろにいる人たちがパンフやフライヤーを差し出してきてるんです。それを受け取りサインしていく作業がやりやすいポジションだったのでしょう、だってダリア身長150c mだから…(屈辱だけどラッキー)!!!

 

 頭上を行きかう無数のパンフ、

私の両耳の横10cmくらいにオーランド・ブルームご本人の両腕が

 

 

身動きできない。

 

 …近い!近いよ、近すぎる!!

 

 

 

人間こんなに近いと写真なんて撮れません。

今になって思えば話しかけて握手やハグを求めればよかったものの、
意外とチキンなダリア、完全にお地蔵さん状態でした。

 
しかしこの時の模様は胸元に握り締めていたケータイの動画に残っているから夢ではなかったようです。グッジョブ、ケータイ!
 
 >>>出待ち最前列②に続く。
 
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いやーーー・・・
今(10年後)、思い出しても体温が上昇します。
これたぶん、グーグルマップだったら『目的地に到着しました』な瞬間ですよ。
 
次回は再接近したオーリを舐めるがごとく鑑賞したダリアによるマニアックな考察です。覚悟しろ。
 

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