大波警報が出ると海岸に行く人たち
フランス各地で、暴風警報発令中~
パリも大風に見舞われて、看板が倒れて負傷者が出た模様です。
で。表題の件。
大西洋岸沿いのブルターニュ地方は「大波」が風物詩。
引用:http://www.ouest-france.fr/meteo/
わざわざ海岸まで行って高波を観察・撮影する人がいるみたいで、ニュースで「危ないからやめましょう」って言ってました。
つーか、ふつうに近づきたくないですよね。
危険ですよね、これ。。。
しかし、こういう高波写真ばかり集めた写真集がお土産物屋で売られてるくらいなので、高波愛好家はけっこういると思われます。
数年前に寮生活していた頃。
ブルターニュ、しかもブレストの北東にあるフランス人でもどう発音していいか分からない村(ブルターニュの田舎にはそういう地名がけっこう多い)から来たピエール、
ある日、「ニューヨークに避難勧告、時速100kmの台風が接近中」というニュースが流れたとき、
「ニューヨーク、弱ぇ!たいしたことねぇな!ブルターニュなんか冬の間中、時速130kmくらいの風は当たり前だぜ!」
あの彼の勝ち誇った笑顔が忘れられません。
なぜ勝ち誇る。。。
今頃は時速130km以上の暴風域らしいブルターニュの大西洋岸。
「これぞブルターニュだぜ!」
と大喜びなブルターニュ人がきっと大勢いるんだろうなぁ。。。