2018全国通訳案内士二次口述試験を受けてきましたPart2!
12月9日(日)全国通訳案内士二次口述試験を受けてきましたPart2!
今回は肝心の試験内容についてのレポートです。
試験形式がマイナーチェンジ
4月の試験ガイドラインから、11月の一次試験合格に同封されていた「二次試験について」の説明書で大幅な変更があり、さらに本番でも変更箇所がありました。
運営側、もはやグダグダです。
だからたぶん来年もまた変更すると思います。以下、ご参考まで。
プレゼン問題
・昨年まではプレゼン問題は3枚のカードに書かれたお題から1枚選択する形だったのが、1枚の用紙に3題印刷されたものを渡された。
→1題を選んだら、さっさと紙を折って他の題が目に入らないようにしました。
通訳問題後の質疑応答
・「二次試験について」の説明書には、日本人面接官が口答で質問するとあったのに、状況を説明した用紙を渡され、30秒読む時間を与えられた後で外国人面接官に状況の説明、そして質疑応答。
→けっこう込み入った状況設定。30秒は厳しい・・・。実際にガイドをしている人は有利かも。
面接官の手間を減らすため形式変更したのかもしれません。
どうでもいいマイナーチェンジなんですが、なんせ試験本番、いちいち動揺しました。
プレゼンの出題傾向が変わった?!
これまで『富士山』『茶道』などの日本的なものが主に出題されていたプレゼン。
しかし今回は、やたらと今時の日本事象が出題されたようです。
↓↓私の場合↓↓
フランス語 『正倉院』『集団登下校』『働き方改革』
英語 『元号』『盆踊り』『路上喫煙』
そして選択したのは以下のツイートの通り。
#通訳案内士 二次試験終了~🍀
— ダリア Merveille~フランスの風~ (@MerveilleFrance) 2018年12月9日
午前のフランス語、プレゼンは正倉院・通訳問題は平等院
午後の英語、プレゼンは盆踊り・通訳問題はラーメンでした~
準備してた内容かすりもせず(笑)!
取り急ぎ現場からは以上です!
他の受験者から聞いた話、『リボ払い』『無礼講』など、それ聞くか?!ってお題がけっこうありました。もしかすると、わざと3題のうちから特定の1題を選ぶように誘導しているのか・・・?
いや、ほんと、予想のななめ上をいく出題でした。
質疑応答の正解が不明
プレゼンで選んだものの、『正倉院』について情けないほど知識なかったんで、東大寺にあることと、秋に奈良国立博物館で正倉院展があることを説明。
「代表的な所蔵物は何?」って質問に
「有名な国宝なんすよ!名前忘れちゃったからスマホで調べたいけど今はスマホ見れないごめんなさい」
って答えたら面接官ふたりとも爆笑してました。
てゆーか、自分、「有名な国宝!」って。そうとう頭悪そうだな。もういいや笑いが取れたから~(泣笑)
あと、英語の質疑応答で、お客様(イスラム教徒)がラーメンが食べたがってるけど近くにハラル認証のラーメン屋なんかないって設定で、
「どうしても食べてみたいのに、無理なの?」という強い要望に
「かわりにうどんかそばがいいと思います!You will like it !」
って答えたのはよかったみたいで、隣の日本人面接官が笑顔でうんうんって頷いてました。
しかし私がラーメン食べたい時、うどん屋に連れて行かれたら逆上するけどな。って思いました。
そんな私の食へのこだわりはともかく、他に、
『スクランブル交差点』を選んで渋谷の交差点について説明したら「日本には他にもスクランブル交差点はありますか?どこにありますか?」って質問されて撃沈した、という人もいました。怖い、怖すぎる。
全出題や他の試験会場の様子は↓↓のハロー通訳アカデミーのブログが一番詳細かと。
第2次口述試験の実施要領、試験内容 - 通訳案内士試験の独学合格を強力にサポート!
難易度が謎。
午前のフランス語が予想以上に難しかった!
通訳問題なんか半分くらいしか訳しきれなくて、お昼休みは「これじゃ英語なんか絶対無理だ~」ってめちゃくちゃ気が重かったです。
しかし、午後の英語はむしろフランス語よりぺらぺらしゃべれました。通訳問題はゆっくり読み上げてくれたからほとんどメモできたし、語彙も平易。
なぜに?と思っていたら、試験終了後に同じ仏・英併願(しかも英語よりフランス語の方が得意)の人、みんな「英語の方ができてビックリ!」とのこと。
言語の違いなのか、面接官によるのか・・・
試験の手ごたえなんて聞かれましても。
とにかく、試験の難易度というか採点基準は謎。
フランス語はぼろぼろだったけど、他の受験者もぼろぼろだったらいけるかもしれないし、英語は思いのほかできたけど、他の受験者はもっとできてるかもしれないし。
「受かるにしても落ちるにしてもボーダーライン上だろうな」ってかんじです。
そんな手ごたえで、結果は来年1月22日発表。
もやもやしたまま新年を迎える、と・・・(白目)。
次回は2言語併願受験が孤独で過酷だったお話です~。
↓↓ランキング参加してます!ぽちっと応援のクリックお願いします↓↓
関西(というか大阪)とフランスの共通点をここに付け加えると、
— ダリア Merveille~フランスの風~ (@MerveilleFrance) 2018年12月13日
「マクドナルドはマクド」
「エスカレーターは右に乗る」
「買ったものの値段が安かったことを誇る」
「年齢を気にしないファッション」 https://t.co/LJ5Oso70YG