Merveille~フランスの風~

フランス風をぶいぶい吹かせてゆきます。

フランス語と英語をW受験☆全国通訳案内士二次口述試験

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2言語ダブル受験はお得か、否か?!

通訳案内士試験は、2言語を併願受験することが可能です。

 

しかし「フランス語+スペイン語」「中国語+マレーシア語」とかは不可。

 

必ず「英語+他言語」で、そのうちどちらかは1次試験が免除になっていることが条件です。

で、併願したからといって受験料がお得になるわけでなく、ふつうに1科目受験の料金の2倍取られます。

 

結論から言っちゃいましょう。

無理すんな、と。

まず得意な言語で資格取得してから2言語目に挑戦した方が、むしろコスパ良いと思います。

ダリアのように、来年から通訳案内士を本業にしたくて焦ってるし稼げるか不安だしもぉできること全部やっちゃえコスパとか効率とか知らーーーん、って勢いの人は止めませんが、それ以外の人は、無理に併願しなくて良いと思います。

 

なぜなら、一度なにかの言語で通訳案内士の資格を取得してしまえば、次は語学以外の科目は免除されます。

で、語学はTOEICや英検、仏検で1次試験免除にすることも可能。いや、簡単ではないけど、1言語に絞って1年間集中して勉強すれば可能性は高まるはず。

そしたら2言語目は、面接だけでよくなります。

ということは、時間コストの面でも併願のメリットはあまりない・・・。

って気づくのが遅かった。以下に続く。

2言語併願がどんだけ孤独で過酷かって話。

私が受験した時間帯・会場で、フランス語と英語の併願はたったの4名。

私いれて、たったの、4名、だけ!!

「試験勉強中、周りに同じ状況の人が誰もいなくて孤独だった~」

と隣の席の人(もちろん初対面)と試験終了後にハグしちゃうレベルです。

でもそりゃそうですよね、同じ状況の人、全国にこれだけしかいなかったわけだから。

 

試験勉強中は、フランス語をしてたら「これ英語でなんていうんだっけ?」英語を勉強してたら「あれ?これ、フランス語だと・・・」って、なかなか先に進めないもどかしさ!ストレス!

2言語いっぺんに学習するのって、効率良いようで悪いんじゃないか?

と、4人の意見が一致しました(泣笑)。

 

頭の切り替えに失敗すると悲惨

午後の英語の試験終了後。

隣の人「あのさ、さっきの面接で『肉』って単語が出てこなかったのよ。フランス語のViandeが浮かんだら、もう、Viande以外出てこなくって・・・あぁ、英語で肉ってなんて言うんだっけ・・・」

 

私「ミート。」

 

「・・・・っ!!あ、ああああああ(崩壊)!!」

 

みたいな悲喜劇が繰り広げられたのです。

そうです、英語で肉はミートです。

こんな簡単な単語が、TOEIC900近い英語レベルの人間でも出てこなくなるんです。

めちゃめちゃ緊張する状況下で、言語を切り替える難しさ。

隣の人は、英語の面接試験が始まる寸前まで、脳内で午前のフランス語での面接を反省しちゃってたらしい。

わかる。わかりみが深い。

1日で2言語って、脳にかかる負荷は2倍以上だと思います(個人的感想)。

頭の切り替えに失敗すると、ほんとに悲惨です。

 

唯一、有利とすると?

すでに午前で手順がわかってるから午後の試験は落ち着いていられる、っていうのが唯一のアドヴァンテージでしょうか。

たとえば、面接開始時に「氏名、居住地、生年月日」を聞かれます。

私の場合、フランス語ではするっと答えられたけど、英語だと生年月日ってどう言うんだっけ?ってなります。

8月22日生まれ、トゥエンティ・トゥ?いやセカンドか。ザ・トゥエンティ・セカンド?ジ・オーガスト・トゥエンティ・セカンド?・・・・???

面接のしょっぱなにグダグダになるところでした。これはお昼休み中に調べることができて助かりました。

あ、でも英語と仏語の順番が逆だったら意味なかったか。

うーん、やはり併願するメリットってあんまりないなぁ(笑。

 

あ。ありました。

「どっちか受かってるんじゃね?」

という根拠のないイケル感。

W受験すると得られるものってこれくらいかも。って、こんなこと書いて両方ともダメだったら悲惨だなぁ・・・

 

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