芸術の国おフランスが残念すぎる件
芸術と文化の国、おフランスには、
1パーセント・アーティスティック と呼ばれる法律があります。
どんな法律かというと、
国公立の学校が校舎を建てる時には、
予算の1%を現代芸術家の作品購入費にすること。
過去の芸術作品を保存するだけでなく、今現在の芸術家を
支援することも忘れない!そして学生たちは本物のアートに
触れることができる、と。
さすが芸術の国!
で。
ある教授が、講義でこの法律のことを話した際、
「我が学部の校舎にも、国際的なアーティストの作品がある。
当然、君たちは見たことがあるだろう?」
と問いかけるが、我ら学生はみんな 「???」
どうやらその芸術作品は、階段踊り場にあるらしい。
しかし、誰も見覚えが無い。。。
講義終了後、早速現場に赴いた。
我らがその場で見たものは・・・
「 税金の無駄遣い 。。。」
あの・・・
これが、
アンジェの伝統工芸タペスリーと現代アートの融合?
インターナショナルなアーティストの作品?
ちなみに、このタペストリーには、
「世界に羽ばたけ!」
って学生へのメッセージがこめられてるんだって。
あのー。。。うちら、幼稚園児じゃないんですけど。。。
この1%アーティスティック、どうなのよ?と思って
調べてみたら、過去にいろいろ問題が起きているようです。
校長が、自称・アーティストの自分の妻の作品を購入したり。
ううむ、芸術の国、おフランス。。。
法律自体は、すごいナイス・アイディアだと思うけど。
今回はちょっと、残念すぎるぜ。。。