老後の不安が一発で解消した社会保険事務所での一言
フランスから日本に帰国して感じた日本人の傾向:
年齢問わず、みんな老後の心配をしている。
私の友達(20代~40代)、両親(60代、70代)、同僚、
未婚・既婚、子あり、無しに関わらず、とにかくよく話題になるのが
「老後が不安だよね~」ってやつ。
この不安ってのは、金銭面の不安ですね。
不安なわりに本気で向き合ってない気がする
じゃあ、その不安を解消するために何をしているかというと
節約・貯金・今の仕事をいやいや我慢して続ける・・・
「だって、老後に年金いくらもらえるかわからないし」
え?なんで、いくらもらえるかわからないの?
ねんきん定期便ってはがきが毎年来るでしょ?その金額じゃないの?
「老後には最低3千万円貯金がないと・・・」
えええ??さ、三千万円?!
個人で(自力で)三千万円貯金しないと、野垂れ死にするような国って、もはや国家としておかしくない?!
フランスにいる6年間、老若男女、ここまで老後に不安を募らせてる人なんて一度も会ったことなかったもんで、私はこうした案件にぶつかるとカルチャーショックを受けまくりでした。
老後の不安が一発で解消した社会保険事務所での一言
で、6年もの間、年金を積み立てていなかった私は、ねんきん定期便によると「どう考えても生きていけない金額」しかもらえないようでした。
そこで、住所変更などの手続きで社会保険事務所に行った時に聞いてみたんです。
「あの・・・この金額じゃ、生活できませんよね・・・?」
すると社会保険事務所の方はこうおっしゃいました。
「はい。」
「65歳以降も、何らかの形で働いていただきます」
・・・。
結論、出た。
出て、スッキリした。
もやもやと、分からない、知らないから、不安が生まれるんですね。
だから不安を抱えっぱなしで、目標も無く節約・貯金してせっかくの人生をクソつまんなくしちゃってる人は、社会保険事務所なりファイナンシャルプランナーなりに聞いてみたり、とことん現実を直視して自分がどういう状況か把握するところからはじめたらいいと思います。
私は老後に立ち向かう覚悟を決めた
私は独身・子なし・貯金は200万円くらい、そして仕事は派遣事務。
ふつうに考えたらかなり詰んでいます。
しかし、
今住んでいるのは空き家になった母の実家(家賃いらない)・体が健康(医療費いらない)・仕事は定時で帰れるから時間の余裕あり(資格取得、副業できる環境)というアドバンテージもあります。
また、今年は試験に落ちちゃったけど、通訳案内士に転職を狙っています。
通訳案内士という仕事は、定年後に始める人も多いので40代はまだまだ若手。
そしてフリーランスは定年がないので、体が動く限り働ける。
時給は少なく見積もっても今の倍以上になるから、めちゃ単純に計算して、月に10日働けば今の収入をクリアできる。
余った時間でさらにスキルを伸ばしたり、知識を深めるために自分も旅行したり、バイトでもなんでも、副業してもいい。
今より楽しいに決まってるし、すごいワクワクします。
あと、お金のことネットで調べたり、無料セミナー参加して軽く勉強しました。
(銀行とか証券会社がやってるセミナーは自社商品を勧められるだろうと思ったから、日本証券業協会主催の無料セミナー)
老後のたくわえは、iDeCoとNISAで上限(合計すると月に5万6千円)積み立て始めました。
正直、私にとって、これ以上は無理って額です。ギリギリです。
(もちろん減額することは可能ですが)
だから、「もっと貯金しなきゃ」と焦らないと決めました。
積み立てで天引きされたあとのお金は全部使っていいから、勉強も遊びも、その範囲内で我慢しなくて良し!と決めました。
めっちゃ気持ちが楽になりました。
萎縮しないで、ストレスフリーに今を楽しみながら生きよう。
これが私の老後に立ち向かう覚悟です。
※でもやっぱり、「これじゃ生きていけませんよね」に対して「はい」と返されたのにはショック受けましたよ。あはは。笑い事じゃないですが。
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