アマゾンプライムでおすすめのフランス映画☆
寒いとしか言いようがない毎日ですがお元気ですか?
こんな時はおうちでぬくぬく、映画三昧でしょ~ってことで、
今回はアマゾンプライムで無料で見られるフランス映画をご紹介します!
間奏曲はパリで(原題La Ritournelle 2014年)
長年連れ添った夫に倦怠感を抱くジュリエット(イザベル・ユペール)は、夫に嘘をついてパリに泊りがけで出かけて、まぁいわゆる楽しい不倫をしてしまうんですが、
日本の不倫報道にうんざりしている人に見てほしい。
誰だって完璧になんてなれないけど、愛し合って一緒に生きていく。他人からどう見られるかより、幸せを感じられるかが大切。
幼稚なこともするけれど、相手の傷を受け止めることもできる。
そんな大人の映画です。
とはいえ、難しい顔して見るような映画ではなく、
パーティで知り合った若い男に「ワンチャンあるかも?」って期待してプチ・ストーカーして再会してみたらジョイントすすめられたりして「違うわ、これ、なんか違うわ」ってガッカリして黙ってホテルに帰り、ベランダで煙草ふかしてたら向かいの部屋の男性と「こんばんは」、それがきっかけでディナーに誘われ・・・
フランス。ああ、フランス。これぞフランス。←しつこい?
衝撃作『Elle』で昨年アカデミー賞にノミネートされたイザベル・ユペールの女性の魅力が堪能できます。
二キータ(1990年、リュック・ベッソン監督)
『レオン』の元になった作品で、こちらは舞台はパリのフランス映画です。
不良少女ニキータは警察官を銃殺した罪で死刑判決を受けるが、秘密警察に命を拾われ、別人として政府に仕える暗殺者として生きることになる。
狂犬なみに凶暴なニキータが、暗殺者として教育される中で、エレガントな女性に変わってゆく様子から「リュック・ベッソン版マイ・フェア・レディ」とも呼ばれているこの作品。
パリ・リヨン駅内にある宮殿のようなフレンチレストラン『ル・トラン・ブルー』での銃撃戦、ニキータにお化粧や女性としてのマナーを教える教官(ジャンヌ・モロー様)、『レオン』のプロトタイプである暗殺者・掃除人ヴィクトル(ジャン・レノ)など、豪華極まりないです。
そして、アクション映画なのにフレンチなエスプリが溢れています。
終わりもクール。
最後、それまで平凡な男にしか見えなかったニキータの恋人が、魅せるんですよ~
ぼくセザール 10歳半 1m39cm(2003年)
主人公のセザールは、ちょっと太めで目立たない男子。
自分を子ども扱いする大人たちに不満たらたら。
そんなセザールと親友のモルガン(子供社会におけるイケメン)、美少女転校生サラ、
子供3人が親に内緒でロンドンへ。。。
私はこどもってそんなに好きじゃないんですが、この作品は面白かったです。
フランスのクソガキ お子様って、ほんとにこんな感じ。
大人たちも、これまたフランスらしく、完璧には程遠い、人間臭い登場人物ばかりです。横暴だったり、テンション高すぎて空回ってたり、難のある親達。やたら露出度高い女教師にドレッドヘアの体育教師、自由すぎだろこの小学校・笑。
お子様向けのハートフルコメディに見えてわりと教育によろしくないシーンがいっぱいです。
恋愛睡眠のすすめ(原題:La Science des rêves 2006年)
若い男女の恋愛もの。と言っていいのかどうか悩む逸品。
ミシェル・ゴンドーリー監督の独自な世界が展開されて、ガエル・ガルシア・ベルナルくんはなんかウエンツ瑛士みたいになってるし(←ちょっとウエンツをバカにしてるウエンツ好きな人ゴメン)シャルロット・ゲンズブール姐さんはこれぞ真の「さばさばした女」って感じの女っぷりでガエルくんを相手にしちゃいないし、何回見ても楽しくて大好きなんだけど、この映画、何が言いたいのか意味不明です。
おかしいな、ほんとにめちゃくちゃ好きな映画って説明するの難しい。
見てください。
潜水服は蝶の夢を見る(原題:Le scaphandre et le papillon 2007年)
交通事故で重度の障害を負い、左目のまぶたしか動かせなくなってしまった主人公は、まばたきで言葉を伝える方法で自伝を書くことにする。
って、あらすじだけだと「障害に負けない前向きな主人公に勇気をもらう」系の、ザ・感動の実話、みたいなんですが、そういう映画ではありません。
いや、ほんとに実話を基にしていて感動するんですが。
印象に残ったのは、主人公の過去の華やかな回想や、深い海から見上げるぼやけた空のような、幻想的な映像、そんな美しい静かな魔術的な時間が永遠に続きそうな、つまり主人公の視線と一体化するような感覚。
『潜水服』は不自由な身体を、『蝶』は自由な心を表しているという、タイトルも詩的です。
他にもアマゾンプライムで見られるフランス映画はほぼほぼ見尽くしたんですが、おススメはこの4本、かなぁ。。。
『イヴサンローラン』も良かったけど2時間半は長い・・・。
ヴァンサン・カッセルとレア・セドゥ主演の『美女と野獣』はもっと大人向けに振り切ったらすごい作品になったかもしれないのに、中途半端・・・。
リュック・ベッソン監督の『アンジェラ』はモノクロのパリの景色を楽しむにはいいかもしれないけれど・・・。
アマゾンさん、フランス映画のラインナップ、もうちょい増やしてくださいませ!
※ご注意!2018年1月28日現在の情報です。
アマゾンプライムは無料で見られる作品が随時追加・削除されます。
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