働けば働くほど貧乏に!通訳案内士デビュー2ヶ月の軌跡
通訳案内士として仕事を始めて、3ヶ月。
おかげさまで繁忙期の4月、5月は順調に仕事が入り、想像以上に忙しく過ごすことができました。
働けば働くほど貧乏になる恐怖との戦い
デビュー前の3月は、新人研修に参加したり、翌月に入ってる仕事の下見をしたり、準備期間のような過ごし方。つまりあんまり仕事をしていませんでした。
そして4月、5月と働くにつれ、預金通帳の数字がどんどん減っていくのです。
・・・ゴールデンウィークを過ぎた辺りに、私は気付きました。
「やばい」と。
ガイドのお仕事って、基本『立替清算』。
お寺やお城の入場料など、お客さんの分を立て替えて支払い、その支払い分は旅行会社に請求書を上げるかたちです。で、お給料と一緒に振込み。
お給料の振込みは翌月末。
つまり3月に働いていなかったのが4月末に響いてくるんです。
2ヶ月で18万円くらい立て替えたから、5月末のお給料は振り込まれるなり「じゅぅぅぅぅん(焼け石に水の音)」って蒸発して消えた感じ。
フリーランスになる前に貯金しておけの意味が分かった
よく言いますよね。フリーランスになる前に1年は生活できるくらい貯金しておけって。
でも、実際は「1年生活できるくらいの貯金」があっても、貯金を崩して生活するのって強靭なメンタルが要ります。
しかもデビュー時は生活する以上に研修や下見、仕事のための服や靴を買ったり、支出が増えます。
さらに4月に年金1年分(約20万円)を一括で支払っちゃったんですよね。
バカじゃないのか生活費に困ってるくせになぜ一括にする。
だって、一括だと3500円お安くなるから。コンビニの店員がビックリしてたさ。20万現金だぜ。ひゅー。←崩壊気味。
まじめな話、ガイドの仕事は仕入れが無いからなんとか笑い話で済みましたが、これが会社やお店の経営だったら、家賃や材料の仕入れや従業員の給料なんかが発生して5月の時点で看板下ろすことになってたはずです。
まさか私のような迂闊(うかつ)な人間はそう多くないと思いますが、フリーランスだのスタートアップだのって言葉に夢見てる人は勢いだけでなく慎重さも必要ですよ。
と、ふだんは「勢い大事!行動あるのみ!」みたいなことばかり言ってるくせに、腰が引けてる自分が笑える。それくらいこの2ヶ月はギリギリ☆チキンレース!でした。
そして、フランス語検定1級が受けられなかった件
6月16日はフランス語検定1級の試験、の、はずでした。
試験に申し込んだものの4、5月は仕事をこなすのに必死で試験対策など後回し、直前になって引き篭もり、自己嫌悪と後悔の中、鬱々と勉強する(ダメすぎる…)。
しかし当日の朝、お風呂の中でこんな町内放送が聞こえてきました。
ぴんぽんぱんぽーん「大阪府警です。今朝、吹田市で警察官が何者かに襲われ・・・(以下略)」
えっと、私の試験会場って吹田市にある某大学で、犯行現場のめっちゃ近所。
不要不急の外出はひかえましょう。
— ダリア Merveille~フランスの風~ (@MerveilleFrance) 2019年6月16日
て、今日はフランス語検定なんですが…しかも受験会場は吹田市…
犯人、早く捕まって…#仏検 #命がけ https://t.co/4qV5ZjgMij
果たして試験は、犯人逃亡中のため中止!!
中止?延期じゃなくて?
というのも、大阪会場以外では試験は実施され、試験終了後に回答も配布済みです。
大阪の受験者のためだけに新たに試験問題を作り直すわけにもいかないので、はい、中止です。来年また来てネ!よろしく!みたいな。
うわー。こんなことってありうるんですね(泣笑。
ついにネットで顔と本名を晒す
ただし本名はアルファベットですが。
このたび、Keikakuというフランスの旅行代理店に登録しました。
関西の日本人ガイドは私一人です。見つけてみてください。
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愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)
— ダリア Merveille~フランスの風~ (@MerveilleFrance) 2019年6月18日
1200体の仏さま、ウグイスの鳴き声、心が軽く明るくなるお寺です。#通訳案内士 #京都 pic.twitter.com/RQoJe18KqH